SOS!夜間の病気

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夜間に、急な熱が出た時の確認や7つのポイント、小児学会ホームページなど。


発熱QQ・Step1・2・3

夜間に、急な熱が出た時の確認フローチャートです。

 夜間の急な発熱(38℃以上)どうする? 

 Step① 

 3か月未満の赤ちゃんの場合 

夜間小児科医のいる救急病院を受診します。

3か月未満の赤ちゃんの発熱はかぜ以外の重症な病気の場合があります。

 Step② 

 3か月以上の赤ちゃんの場合 

慌てずにまず様子をよく観察します。

□  元気がなく、ぐったりしていないか?
□   水分がほとんど取れなくなっていないか?
□ おしっこが出なくなっていないか?  
□ 何度も繰り返し吐いていないか?  
□ うとうとしてばかりいて、意識の状態がわるくないか?

 Step③ 

□がひとつでも該当する場合

 Aグループ 

夜間小児科のいる緊急病院を受診します。

重症な病気が疑われます。
早めの検査や治療が必要かもしれません

 

□がひとつも該当しない場合

 Bグループ 

緊急性はなそうです。

翌朝かかりつけ医を受診しましょう。

夜間の過ごし方

夜間の発熱で救急病院を受診するお子さまの9割がたは、グループBのような軽症タイプと言われています。熱だけで比較的元気があるようなら一晩様子を見る余裕があるはずです。熱でつらそうなら、脇の下やソケイ部(足のつけね)を冷却シートなどで冷やします。眠れない場合は解熱剤を使います。赤ちゃん用のイオン水を少しずつ与えます。

時間がたつにつれ悪くなる場合には、救急病院を受診します。

ここにお示したことは一般論です。判断に自信が持てない場合は、夜間の電話相談を利用したり、夜間の緊急病院を受診してください。

発熱QQ・Step 1・2・3の理解のための7つのポイント

お熱は悪者ではありません。かぜを治すためにお子さんがわざと熱を出します あわてずに!

 
発熱の原因のほとんどは、ばい菌やウイルスによる感染とされていますが、ばい菌やウイルスを退治するためには、熱が高いと都合が良いとされています。多くの場合、熱は2~3日で下がります。


高熱が出ただけで頭がおバカになることはありません。高熱のわりにしっかりしていて、水分が取れている場合は大丈夫。

 
熱は高いが顔つきはよい、だっこしていれば機嫌が悪くない、水分は取れている。
このような場合は、熱が高くても重症なタイプではありません。
夜間に急いで救急病院を受診する必要はありません。
たいていの場合、翌日に病院を受診すればじゅうぶんです。


要注意のタイプ。急いで病院を受診する必要があるタイプは
熱にともない、嘔吐をくりかえす、ぐったりして水分も取れない、意識の様子がおかしい場合。

 
熱が出ている時、要注意のタイプは、頭がばい菌におかされる脳炎・髄膜炎タイプと、脱水をおこすタイプです。これらのタイプでは、必ず上のような症状をともないます。
逆に、これらの症状がなければ重症ではないので、熱が高くてもあわてません。
 

解熱剤で病気のもとは治りません。
解熱剤を使うのはお子さんがつらそうな時にとどめます。

 
解熱剤の目的は、熱を一時的に下げ、睡眠や水分・食事が取れれば達したことになります。
熱があっても元気な時には使用をひかえます。
38℃以上でつらそうな時、眠れない時に、時間かせぎのために使います。
何度も解熱剤を使うと、病気の治りが悪くなることがあり注意が必要です。
 

脇の下を冷やし、水分を上手に取りましょう。
冷却シートはおすすめですが、おでこより脇の下のほうが効果的です。

 
熱がある時は、体を温めすぎると熱がこもって体力を消耗します。
熱が出ると食事が取れなくなるのが普通です。
水分が取れ、おしっこが出ていれば、とりあえずは大丈夫です。
麦茶や赤ちゃん用のイオン水などを、少量で回数を多くして取らせます。
 

かぜや発熱の原因は、自然に治るウイルス感染が多い。
発熱の主な原因は、細菌やウイルスなどの微生物による感染とされています。

 
ウイルス感染によるものが7割以上、細菌感染によるものは3割以下とされています。
ウイルス感染の多くは、一般の抗生剤は効き目がありません。
(みずぼうそう、インフルエンザは例外)
熱や咳をやわらげ水分を与えて、自然に治癒するのを待ちます。
発熱の原因がウイルスかどうかは、初日にはわからないことが多いですが、元気の良いタイプ、時間がたっても重症化しないタイプは、ウイルス感染の可能性が高いようです。
 

熱があっても抗生物質は不要なことがよくあります。
抗生剤は細菌感染には有効ですが、ウイルス感染には無効です。

 
抗生剤を使うかどうかは、医者の判断によりますが、一般に2~3日して治りの悪いタイプ、悪化してくるタイプで必要性が高まります。
元気が良いのに初日から抗生剤を使うと、無駄になる場合がよくあります。
夜間救急病院を受診したのに、抗生剤が出ないのはこのケースと思われるからです。
3~4才になり体力や抵抗力がついてきたら、少し様子を見ることも、無駄な抗生剤の使用を避けるために大切なことです。


夜間の発病にとてもおすすめ

小児学会ホームページをご覧ください。
 

夜間に、急な熱が出た時の確認や7つのポイント、小児学会ホームページなど。


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