8.うんち・おしっこに関する問題(下痢・便秘)1
Q25 食べた物によって、すっぱいにおいのうんちをすることがあります。
その食べ物は、食べさせない方が良いですか?
便のニオイはどのくらい気にした方が良いですか。
A25 次のようにお答えしました
すっぱい臭いがする下痢の場合は、ウイルス感染による下痢。
卵が腐ったような臭いがする場合は、細菌感染による下痢といわれています。
これらは医師の判断することです。
下痢はなく、元気で食欲がある場合、また、臭いが一時的である場合は、神経質になる必要はありません。
Q24 下痢の症状がよくわかりません。
うんちが5日に1回しか出ないのですが、離乳食を始めてから(まだ1さじ程度ですが)、少し水っぽいうんちやうんちのカスが出ます。
このまま離乳食を進めても大丈夫でしょうか?
A24 次のようにお答えしました
いつもと比べ、1日の便の回数が倍以上に増えたり、いつもよりゆるく水様になったときに下痢と考えます。
赤ちゃんは、ひとたび下痢が始まると長びくことがしばしばです。
下痢のほかに症状が無く、水分が取れ、元気な場合、あまり心配はありません。
病的な場合には、食欲が落ちたり、不機嫌だったり、元気が無かったり、発熱、嘔吐など、何か他のサインを伴います。
赤ちゃんは食事の内容が変わると、ウンチの様子が変わることがよくあります。
個々でお腹の発達のスピードが異なるので、離乳食が早く進むのが偉いわけではありません。
早いのは無理をさせている場合があるので、少しおそめに進めた方が、負担にならないと思われます。
みんなの後を追うように進めて行けば十分ですので、あせらずに。
Q23 うんちが1日6回~8回出ます。
整腸剤を飲んでも治りません。
大丈夫でしょうか?
A23 次のようにお答えしました
おなかのかぜなどでゲリが始まると、はじめのうちはばい菌やいやなものを排出するために下痢をします。
元気で、脱水傾向がなければ、あわてません。
下痢のお腹は薬で治すものではなく、自力で回復するのを時間待ちするものです。
整腸剤は下痢止めではなく、お腹の細菌環境を整えるための物です。
病気は治ってきたのに、赤ちゃんはその後もしばしば下痢が長びき、回復に2~3週間かかることがあります。
赤ちゃんは下痢が始まると、ミルクや母乳を消化する酵素がおなかから出にくくなります。
そのためミルクや母乳でも消化不良となって、下痢が続くのです。
消化酵素が十分に出て、おなかが復活するのに2~3週間かかることが良くあります。
元気なら心配せず時間待ちですが、長びく場合には、診断や指導のためにかかりつけ医を受診しておくほうがおすすめです。
Q22 便秘はどれくらい出ないと気にした方がよいか。
A22 次のようにお答えしました
赤ちゃんの便の回数は個人差があります。
一般に母乳の子はゆるくて回数が多く、1日に何度も便が出ます。
ミルクの子は便は硬めで、2~3日に1回という子もいます。
自力で排便できる場合は、あまり気にしません。
柔らかい便で、3日4日すると自力で排便できるケースは便秘扱いしません。
7日くらいまではためる事ができるようです。
便が硬すぎて出にくくなる場合や、便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
基本は大人と同じで、十分な水分、野菜、果物を取る習慣は基本です。
野菜、根菜をくたくたに煮て、さらにすりつぶしたスープや、果汁の濃いタイプの飲み物を、毎日の習慣に取り入れるのはお勧めです。
それでも便の硬い子はいますので、かかりつけに相談します。
便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸など、程度に応じて指導があります。
Q21 うんこが5日間出ません。
どれくらいになったら病院へ行ったほうがいいですか?
A21 次のようにお答えしました
赤ちゃんの便の回数は個人差があります。
一般に母乳の子はゆるくて回数が多く、1日に何度も便が出ます。
ミルクの子は便は硬めで、2~3日に1回という子もいます。
自力で排便できる場合は、あまり気にしません。
7日くらいまではためる事ができるようです。
便が硬すぎて出にくくなる場合や、便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便秘の程度により、便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸などを使います。
水分を十分に取らせる、果汁や果物、野菜などの繊維を離乳食に取り入れて、便を柔らかくすることが基本になります。
Q20 長びく下痢のとき、市販のビオフェルミンを使ってよいですか?
A20 次のようにお答えしました
下痢の場合に、市販薬の整腸剤を使うことはあまり問題ないでしょう。
下痢止めはおすすめしません。
おなかのかぜなどでゲリが始まると、はじめのうちはばい菌やいやなものを排出するために下痢をします。
病気は治ってきたのに、赤ちゃんはその後もしばしば下痢が長びき、回復に2~3週間かかることがあります。
元気なら心配ないのですが、長びく場合には、診断や指導のためにかかりつけ医を受診しておくほうがおすすめです。
Q19 離乳食をはじめて1ヶ月ですが、最近ウンチの回数が4~5回と増えました。
色は緑っぽい色が多いです。量は少なめです。大丈夫ですか?どんな時が心配ですか?
A19 次のようにお答えしました
赤ちゃんは食事の内容が変わると、ウンチの様子が変わることがよくあります。
病気でなくとも緑便になることはよくあり、緑便だけならあまり心配要りません。
いつもと比べ、1日の便の回数が倍以上に増えたり、いつもよりゆるく水様になったときに下痢と考えます。
病的な場合には、食欲が落ちたり、不機嫌だったり、元気が無かったり、発熱、嘔吐など、何か他のサインを伴います。
他に症状がなく元気であれば、緊急な病気ではありません。
Q18 離乳食をはじめました。
時折、食べたものがそのまま消化不良ででてきます。
その食べ物は与えない方がいいのでしょうか?
A18 次のようにお答えしました
もともと人は野菜を消化する能力は低く、お口の中で、歯でかみ、すりつぶすことが主です。
大人でも、エノキダケなど、そのまま便に出てくる物も結構あります。
赤ちゃんは、まだかむのが苦手ですから、野菜のつぶが大きかったり、十分柔らかくしておかないと、形のまま便に出てくることがあります。
あまり問題はありませんが、心配でしたら、調理の段階で十分にすりつぶしたり、柔らかくするなどしてください。
下痢など便の状態が悪ければ、量や柔らかさを調節します。
Q17 風邪、熱、下痢、せき、くしゃみ、鼻水で病院へ行く程ではない時、何をしてあげれば良いかわかりません。
A17 次のようにお答えしました
症状が軽い場合のおうちでの過ごし方について。
かぜの多くはウイルス性のため、本人の抵抗力で治せるものも多くあります。
2~3日で症状のピークをむかえ、1週間くらいの経過で治って行きます。
体力の消耗が敵になりますから、あちこち連れまわして疲れさせないようにします。
体が冷えると抵抗力が落ちますから、寒いところに長時間いないようにします。
鼻やのどの粘膜は、乾燥すると防御能力が落ちるので、冬場の加湿も重要です。
微熱が長びく、下痢が長びく、夜や明け方だけ毎日咳をしている、汚い色のついた鼻が長びく。
症状は軽くても、長びく場合には、診断や治療が必要なことがあります。
判断に迷う時には、かかりつけ医に相談してください。
Q16 離乳食を始めて1週間で
おかゆに裏ごししたにんじんを混ぜてあたえました。
ウンチににんじんが出てきてしまったんですが、全然消化できないんでしょうか?
A16 次のようにお答えしました
人間には食物繊維を消化する酵素はほとんどありませんので、口で噛み砕いたレベルのものが、そのまま便に出てくることはよくあります。
下痢などの消化不良と区別が付いていれば、心配ありません。
Q15 便秘について
便秘の時、何日位で浣腸(綿棒)をしたらよいでしょうか?(7ヶ月)
離乳食をはじめたとたんに便秘になり綿棒で出すとカチカチのウンチになっている。
水分をあげたり、離乳食を工夫しているが改善されない。
一度、血がまじったウンチもでた。
A15 次のようにお答えしました
柔らかい便で、3日4日すると自力で排便できるケースは便秘扱いしません。
排便のペースには個人差があると考えます。
それ以上待っていても自力で排便できず、おなかが張ってきたり、食欲が落ちたり、不機嫌になる場合は、積極的に排便を促します。
綿棒浣腸が癖になることは、それほど心配しなくて良いと思われます。
一方便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
基本は大人と同じで、十分な水分、野菜、果物を取る習慣は基本です。
野菜、根菜をくたくたに煮て、さらにすりつぶしたスープや、果汁の濃いタイプの飲み物を、毎日の習慣に取り入れるのはお勧めです。
それでも便の硬い子はいますので、かかりつけに相談します。
便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸など、程度に応じて指導があります。
Q14 夏の暑い日、尿の量が少なくなるが、オムツに濃い尿の中心あたりが赤っぽくなっていたことが今までに2回ほど。これは出血?
A14 次のようにお答えしました
夏などに尿が濃くなると、尿中の成分が結晶を作り、オレンジ色の粉がオムツに付くことはよくあり、相談を受けます。
検査をしても出血でないことがほとんどで、心配なものではありません。
繰り返したり、程度が強くなって心配な場合は、かかりつけの先生にご相談下さい。
Q13 便秘について
何日位ウンチが出なくても、大丈夫なのでしょうか?
A13 次のようにお答えしました
1週間くらいためても平気でいる子もいます。
3日~4日して自力で排便できる場合は、あまり心配しません。
出ないと不機嫌になる、食欲が落ちる場合、便が硬くなって肛門が切れる場合は、対策が必要です。
マッサージや綿棒浣腸、夏場の十分な水分摂取、柑橘系の果物や、果汁などを試します。
てこずるようなら、かかりつけの先生に相談してください。
便を柔らかくする薬や下剤の処方、浣腸についての指導を受けます。
Q12 今、下痢をしていて、受診中なのですが、緑色のウンチが出る、1週間以上下痢が続いているが、風邪が治っていないという事ですか?
A12 次のようにお答えしました
病気でなくとも緑便になることはあり、緑便だけならあまり心配要りません。
お子さんは、多少おなかの調子が悪いのかもしれませんが、他に症状が無ければ、様子を見て大丈夫。
おなかのかぜなどでゲリが始まると、はじめのうちはばい菌やいやなものを排出するために下痢をします。
病気は治ってきたのに、赤ちゃんはその後もしばしば下痢が長びき、回復に2~3週間かかります。
赤ちゃんは下痢が始まると、ミルクや母乳を消化する酵素がおなかから出にくくなります。
そのためミルクや母乳でも消化不良となって、下痢が続くのです。
消化酵素が十分に出て、おなかが復活するのに2~3週間かかることが良くあります。
元気なら心配せず時間待ちです。
Q11 ゲリかゲリでないのかが、よくわかりません。
平均的にゆるいのですが。
A11 次のようにお答えしました
ゆるく黄色い便が、1日に3回も4回も出る母乳栄養のお子さんも、正常範囲です。
緑色の固めの便が、3日に1回出るミルク栄養のお子さんも、正常範囲です。
いつもと比べ、1日の便の回数が倍以上に増えたり、いつもよりゆるく水様になったときに下痢と考えます。
病的な場合には、食欲が落ちたり、不機嫌だったり、元気が無かったり、発熱、嘔吐など、何か他のサインを伴います。
赤ちゃんはひとたび下痢が始まると長びくことがしばしばです。
下痢のほかに症状が無く、水分が取れ、元気な場合、あまり心配はありません。
Q10 離乳食をはじめたけど、うんちがかたくなりません。
痛みに強いのか、頭を打っても、注射をしても泣かないのですが、おなかが痛い時とかは、泣いてくれるか心配です。
A10 次のようにお答えしました
一般的には、母乳の子は便がゆるく、ミルクの子は便が硬めで、離乳食を始めると便が硬くなる子が多いです。
しかし、ウンチの硬さは個人差が大きいので、いつもと比べて明らかな下痢でなければ、問題ないと思われます。
がまん強い子なのかもしれませんが、本当に痛い時、つらい時はがまんしませんので、ご心配なく。
Q9 カンチョーしないとウンチがでません。
苦しそうなので毎日のようにカンチョーで出しますが、クセになってしまいますか?
A9 次のようにお答えしました
かんちょーの前段階の努力が大切です。
夏場は体内の水分が汗で出て、ウンチはついつい硬めになってしまいがちです。
こまめに水分を取ることが、より大切な季節です。
濃いめの果汁、野菜ジュースなどは、便をやわらかくする効果があり、積極的にとるとよいでしょう。
毎日するカンチョーが綿棒かんちょーなのか、市販のイチジクカンチョーのようなものかで異なりますが、排便に苦労する場合は、小児科等を受診して、指導を受けてみてください。
便をやわらかくする薬もありますので、ご相談ください。
Q8 頭の形がいびつ。
1日にうんちが5、6回出ていても、便がゆるいのか、下痢かどうかわからない。
夜、寝ていると、せきで起きてしまう。(たんがからんでいるような感じ)
普通に寝かせていいのか。
A8 次のようにお答えしました
頭の形は脳みその成長により骨が押されてできあがってゆきます。
寝ていることが多く、首をあまり動かさないと、圧力が逃げる方向に頭の形が変化し、扁平になったりします。
おきていることが多く、首がすわってからは、頭は均等に大きくなり、いびつな形は徐々に目立たなくなります。
いつもに比べて便の回数が多く、ゆるい場合は下痢と考えます。
元気で食欲があって、いつもと同じウンチの回数とゆるさなら問題ありません。
強い咳、悪化してくる咳、長びく咳は診断や、治療が必要となります。
Q7 げりの時の水分の与え方(脱水症)
離乳食のリスタートの仕方(今、おっぱいだけ)
外出してもいい?
A7 次のようにお答えしました
脱水は水分を受けつけない、何度も吐く、熱がある、水様の便が多量に出る場合におこりやすく、おしっこが出ない、よだれが出なくなり口の中がカラカラしている、ぐったりして元気がないなどは脱水のサインです。
脱水を起こしているときは受診、点滴が必要になります。
脱水予防のためには、あかちゃん用のイオン飲料を少量(20~50ml)、頻回(30分~1時間おき)こまめにあげることがポイントです。
下痢の時、おかゆはおなかにあまり負担をかけませんので、やめる必要はありません。
離乳食は少し前の月齢のものとし、量は少なめ、おなかに負担がかからないようにします。
どの病気も、なおりかけは体力が予想外に消耗することがあり、次の病気にかかったりなどトラブルのもとになります。
無理はせず、気分転換程度とします。
Q6 下痢が10日以上続いています。1日7回くらいあります。
A6 次のようにお答えしました
下痢の原因は、食べた物やおなかのかぜ(感染性胃腸炎)などが主なものです。
初めの5日くらいはいやなものを出すために必要で下痢をします。
それ以降は、一度調子の悪くなったおなかは復活に時間がかかり、下痢が長びくのが赤ちゃんの特徴です。
下痢になると、ミルクや母乳を消化する酵素の出が悪くなり、そのため、ミルクや母乳は消化不良になるからです。
これを乳糖不耐症と言いますが、回復に2~3週間かかることもあります。
脱水の兆候がなく、水分が取れ、元気なら、こわくないタイプの下痢です。
気長に回復を待ちます。
調子の落ちたおなかは、薬で治すのではなく、与えるものを注意し、おなかに負担がかからぬようにして、回復を待つのが基本です。
離乳食は少し前の月齢のもの、おかゆはおすすめ、ミルクはうすめ、量は少なめで、回数でかせぐほうが良いでしょう。
長びく場合にはかかりつけを受診して、評価や指導を受けてください。
Q5 げりが続いていて、今日と昨日は少しかための便が出だしたのですが、げりは治ったと考えていいのですか?
今までは便は4日に1回ほどしか出てなかったので、急に毎日出るということは、やはりげりが治っていないのでしょうか?
又、食事を2週間一切とっていません。ほしがらないですが、無理に食べさすべき?
A5 次のようにお答えしました
いつもと違うは、病気のサインである事がしばしばです。まだ十分に調子が戻っていないのかもしれません。
しかし、元気があれば心配な状態ではないようです。
食欲が落ちているのは、まだおなかの調子が十分に回復していない可能性があります。
病気の最中に甘えさせてもらって、好きなものしかとらなくなることもあります。
赤ちゃんは毎日たくさんの体重をふやすための量を接種しています。
一日の摂取量は半分くらいでも大丈夫ですし、ミルクが飲めて要れば短期的には心配はいりません。
下痢のときのお食事のポイントは、消化の良いものを量を控えめに与え、おなかに負担のかからぬようにして、回復を待つことです。
おかゆはおすすめです。離乳食のレベルアップはせずに、逆に少し前の月齢の食事を与えると良いでしょう。
追加解説
果物、果汁、野菜ジュース、味の濃い、甘ったるいものは、下痢しやすいので避けます。
Q4 寝返りを打って動くと吐きもどしが多いのですが、吐きグセなどつかないでしょうか?この場合、母乳の時間をきめて、短い時間ですますのがよいのでしょうか?
べんぴになりがち、(離乳食をはじめてから)どのようにしたら便がでるようになるのか?
A4 次のようにお答えしました
赤ちゃんの中には、食道と胃の接合部分のしまりが悪く、逆さまに持ち上げると、胃の中のものが出てしまう子が結構います。
年齢とともにこのしまりは良くなり、吐きにくくなってゆきます。
たくさん吐いて体重増加が悪いケースでは、診断、治療が必要です。
吐く量が多くなく、体重が増えている場合は、神経質になりません。
食事の1回量を加減して回数を多くするのは、有効と思われます。
硬くない便が2~3日おきに自然に出てくるのは、その子のおなかのペースで、便秘とは考えません。
硬くて排便が困難なケースでは対策が必要となります。
水分、野菜ジュース、濃いめの果汁、果物をとる、料理に野菜をうまく取り入れるなど、食生活に気をつけます。
効果がなければ病院を受診します。
便を柔らかくするお薬や、下剤を処方します。
Q3 便から消化しきれない野菜のつぶなどを時々見るのですが、これは食事をあげすぎなのでしょうか?
A3 次のようにお答えしました
もともと人は野菜を消化する能力は低く、お口の中で、歯でかみ、すりつぶすことが主です。
大人でも、エノキダケなど、そのまま便に出てくる物も結構あります。
赤ちゃんは、まだかむのが苦手ですから、野菜のつぶが大きかったり、十分柔らかくしておかないと、形のまま便に出てくることがあります。
あまり問題はありませんが、心配でしたら、調理の段階で十分にすりつぶしたり、柔らかくするなどしてください。
下痢など便の状態が悪ければ、量や柔らかさを調節します。
Q2 便秘でこまってます。
1週間に1回か2回、すごくカタく、いつも真っ赤な顔をして出そうとしているけど、なかなか出ず、めんぼうで刺激しています。毎回こんな感じですが、大丈夫でしょうか?
便秘がちで、時々綿棒で便を出しています。くせにならないと言いますが本当ですか?いつ頃までやっていいですか?また、何日おきぐらい良いですか?
A2 次のようにお答えしました
毎日浣腸液を使うわけではないので、大丈夫なのでは?
排便のペースはいろいろで、3日4日に1回でも、自力で出せるなら綿棒刺激や浣腸の必要はありません。
待っても、いてもいつも自力で出せない場合は、3日4日でごとに綿棒浣腸も仕方がないのでは?
ウンチが硬くなってくると悪循環に入りますから、普段から便秘対策が必要になります。
水分・果汁・果物・野菜・繊維のある食材を積極的に取る習慣が基本です。
夏場は便が硬めになるので、こまめに水分を取らせます。
追加解説
排便時のおなかのマッサージについて。
お母さんのマッサージを見せていただくと、おまじないのようになでている人が多いようです。
赤ちゃんのうちは腹筋が発達していないため、ふんばっても力が逃げ、肛門に伝わりにくいようです。
お母さんの手を腹筋の代わりとして、赤ちゃんがウーンとうなるまで、強く押してマッサージするほうが効果があります。
哺乳後、食後30分くらいが、おなかが良く動く時間帯のため、おすすめです。
もちろんゲップをした後で。
綿棒浣腸のコツもありますし、手ごわい子にはウンチを柔らかくするお薬もあります。
便秘の程度により、対応の仕方がありますので、ご相談下さい。
Q1 きのうから熱があり食事をとってくれません。食べなくても大丈夫ですか?
(対処法)
A1 次のようにお答えしました
熱が出ると、食事が取れないことがしばしばあります。
でも、水分が取れていれば、あわてなくても大丈夫。
逆に水分が取れないと、余裕がなくなります。
北子育て世代包括支援センターで行われている「乳児相談Q&A」を「ジャンル別」に編集したものです。参考にされてください。