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乳児相談Q&A(ジャンル別編成版)

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8.うんち・おしっこに関する問題(下痢・便秘) 2

Q50 初めての予防接種(2ヶ月~3ヶ月目)までは便秘気味だったのが、ここ1、2ヵ月は基本ゆるゆるのウンチ(背中からもれる位の)が日2回ほどです。 8 うんち・おしっこに関する問題
元気で、色も問題がないのですがだいじょうぶでしょうか?(平成29年2月15日)

A50 次のようにお答えしました
 
食生活により、便の状態が変化することは、しばしばあります。
元気で食欲があり、体重増加に問題ない場合は、病的なものは考えにくく、様子をみることになります。

Q49 うんちが固く、毎回便意がくると急に泣き出します。 8 うんち・おしっこに関する問題
それで出る時もあれば、ふんばるだけで出ない時も多々あり、5日間ぐらいでないことがあります。
対処法を知りたいです。
また、何日ぐらい出なければ病院へ行ったらいいのか、病院へ行く目安を教えてください。(平成28年10月19日)

A49 次のようにお答えしました
 
基本は大人と同じで、十分な水分、野菜、果物を取る習慣は大切です。
野菜、根菜をくたくたに煮てすりつぶしたスープや、果汁の濃いタイプの飲み物を、毎日の習慣に取り入れるのはお勧めです。
それでも便の硬い子はいますので、かかりつけに相談します。
便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸など、程度に応じて指導があります。
1週間位ためても平気な子もいますが、便が硬すぎて出にくくなります。
便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
しばしば硬い便がつまって出てこないような場合には、浣腸を毎日続ける治療法もあります。
このように手ごわい場合は、小児外科が専門になるので紹介してもらう方法もあります。

Q48 うんちがゆるい、水っぽいことが多いのですが、心配ないでしょうか?(平成28年10月19日) 8 うんち・おしっこに関する問題

A48 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんの便の回数は個人差があります。
一般に母乳の子はゆるくて回数が多く、1日に何度も便が出ます。
ミルクの子は便は硬めで、2~3日に1回という子もいます。
回数がいつもの倍の場合、便の性状が一段と水っぽくなっている場合に下痢を考えます。
酸っぱいにおいは、ウイルス性のおなかのカゼが疑われます。
下痢があっても水分が取れ、食欲があり、元気な場合には心配な下痢ではありません。
多量の水様便、血便を伴う、よだれが減って、口の中が乾き、元気がない、水分を受けつけないなどは要注意。

Q47 便秘を治すには?ヨーグルトで治るけどゲリになってしまう。(平成28年6月15日)

A47 次のようにお答えしました
 
基本は大人と同じで、十分な水分、野菜、果物を取る習慣は基本です。
野菜、根菜をくたくたに煮てすりつぶしたスープや、果汁の濃いタイプの飲み物を、毎日の習慣に取り入れるのはお勧めです。
それでも便の硬い子はいますので、かかりつけに相談します。
便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸など、程度に応じて指導があります。
便が硬すぎて出にくくなる場合や、便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
しばしば硬い便がつまって出てこないような場合には、浣腸を毎日続ける治療法もあります。
このように手ごわい場合は、小児外科が専門になるので紹介してもらう方法もあります。
 
ヨーグルトで下痢になるのは、乳糖不耐症(乳製品を腸で消化できない)や乳製品のアレルギーが疑われますので、ご注意ください。

Q46  まだ母乳がメインなので水っぽいウンチをします。下痢のときの便を見分けるちがいはありますか?以前は1日に1度、まとめてウンチをしていましたが、最近、1日に何回もするようになりました。毎回の量はまとめてしていた時より少ないですが、心配はいりませんか?(平成28年6月15日)

A46 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんの便の回数は個人差があります。
回数がいつもの倍の場合、便の性状が一段と水っぽくなっている場合に下痢を考えます。
酸っぱいにおいは、ウイルス性のおなかのカゼが疑われます。
下痢があっても水分が取れ、食欲があり、元気な場合には心配な下痢ではありません。
多量の水様便、血便を伴う、よだれが減って、口の中が乾き、元気がない、水分を受けつけないなどは要注意。

Q45 何日ウンチが出ないと便秘ですか?(平成27年10月21日)

A45 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんの便の回数は個人差があります。
一般に母乳の子はゆるくて回数が多く、1日に何度も便が出ます。
ミルクの子は便は硬めで、2~3日に1回という子もいます。
自力で排便できる場合は、あまり気にしません。
柔らかい便で、3日4日すると自力で排便できるケースは便秘扱いしません。
7日くらいまではためる事ができるようです。
 
便が硬すぎて出にくくなる場合や、便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
基本は大人と同じで、十分な水分、野菜、果物を取る習慣は基本です。
野菜、根菜をくたくたに煮て、さらにすりつぶしたスープや、果汁の濃いタイプの飲み物を、毎日の習慣に取り入れるのはお勧めです。
それでも便の硬い子はいますので、かかりつけに相談します。
便を柔らかくする薬や、下剤、浣腸など、程度に応じて指導があります。

Q44 白っぽいウンチ(平成27年6月17日)

A44 次のようにお答えしました
 
白っぽいウンチで有名な病気は、ロタウイルスによる胃腸炎と、胆道閉鎖症です。
一時的で、1週間ほどで色が戻れば心配ありません。
1週間以上続く場合にはかかりつけ医に相談して下さい。

Q43 おなかのかぜで下痢している場合、外出は?、うつることがあるのか?(平成27年6月17日)
下痢の場合、何日続いたら病院受診?(平成27年6月17日)
おなかのカゼで下痢、いつまで続くのか?(平成27年6月17日)
おなかのカゼの予防法(平成27年6月17日)

A43 次のようにお答えしました
 
下痢の原因の多くは、お腹のカゼか、食べ物です。
下痢は受けつけない物やばい菌、ウイルスを出すためのもので、必要にせまられておきる症状です。
お腹のカゼは感染性胃腸炎のことですので、まわりの人にうつります。
すべてのお腹のカゼが重症になるとは限りません。
ロタウイルスワクチンの登場で、近年はロタによる重症な胃腸炎は減ってきました。
 
お腹のカゼでは、ばい菌やウイルスを出すために、しばらく下痢が続きます。
初めのうちは排菌の量が多く、人にうつりやすい時期で、1週間ほど続くことがあります。
外出や他のお子さんとの接触は避けたいものです。
また、この時期には重症にならないか、気をつける時期です。
発熱を伴う場合、よく吐く場合、元気がない場合は、早めにかかりつけ医を受診して下さい。
赤やんの特徴は、下痢が始まると長びくことが良くあり、2~3週間続くこともしばしばです。
病気は治っているのに、おなかが回復するのに時間がかかるのが、赤ちゃんの特徴です。
水分やお食事がそこそことれて元気にしている場合は、あまり心配はいりません。
たいていの場合は、自然回復を待つことになりますが、心配な場合は受診してご相談ください。
予防はやはり手洗いで、ウンチを触った後、食事の直前の手洗いが重要です。
アルコール消毒では不十分です。
衣類等の消毒は一般に塩素系の洗剤となっています。
オムツはしっかり包んですてて下さい。

Q42 赤ちゃんの便に糸くず状のこまかい血液がまざっている事がありました。
ネットで調べたら問題ないとのことで受診しなかったのですが、大丈夫ですか。
(平成26年7月16日)

A42 次のようにお答えしました
 
母乳栄養のお子さんや下痢しているお子さんでは、ゆるい便で肛門がただれることがよくあります。
肛門付近の粘膜が弱って傷ができ、そこから出血することがしばしばあります。
点状、線状に少量の出血になる場合が多いようです。
出血量が少なく、食欲があって元気な場合には、心配ありません。
自然な回復を待ちます。
もしもお腹の病気で出血している場合は、痛いので機嫌が悪く、食事はとれなくなります。
出欠量も多くなります。

Q41 これまで便は1日1回(多くても2回)でしたが、ここ数日5回程出ます。
いつもより水分が多いようですが、下痢なのかどうか判断がつきません。
気分は良く、おっぱいもよく飲みますし、離乳食もたべます。
離乳食を進める途中にはうんちの様子も変わるのでしょうか?
(平成26年7月16日)

A41 次のようにお答えしました
 
母乳栄養のお子さんは、便がゆるく、色は黄色で薄く、日に4~5回出ることもあります。
ミルクのお子さんは、便は固めで、色は緑が濃くなり、回数も少なく、中には2~3日に1回の子もいます。
いずれも正常範囲です。
いつもに比べ回数が倍以上となり、より水気が多くなった場合に、下痢と考えます。
 
下痢にると自然回復を待つことがほとんどですが、赤ちゃんはしばしば長引きます。
機嫌がよく、食欲もある場合は、あまり心配はなく、ある程度様子が見れます。
吐いたり熱を伴う、不機嫌で腹痛を伴う、血便を伴う、水分が取れない、多量の水下痢が1日10回でぐったり。
このような場合は受診が必要です。
離乳食が進むと、水分の摂取量が減るため、便は硬めになる傾向があります。
便秘がちな子は、水分をとったり、果物や野菜、果汁などを取らせます。
取る食事によっても、便の様子は変わってきます。

Q40 便秘の場合、何日目で受診した方がいいですか?
(平成26年4月16日)

Q39 離乳食が始まったら、うんちが固くなって、回数も減りました。
何日うんちが出なかったら、綿棒で刺激をした方がいいでしょうか?
(平成26年4月16日)

A39・40 次のようにお答えしました
 
離乳食が始まると、母乳やミルクだけの時に比べ、摂取する水分量が減ります。
このため、うんちが固めになり、回数が減ることがあります。
水分を意識的に取らせて下さい。
果汁や市販のマルツエキスは便を柔らかくしてくれます。
 
3日~4日の間に自力で排便できる場合は様子を見てかまいません。
3日~4日の間に自力で排便できない場合に綿棒浣腸をしてみて下さい。
また、機嫌が悪くなってきたり、食欲が落ちてきた場合も、綿棒浣腸で排便を促します。
それでも手こずる場合は、かかりつけ医を受診して指導を受けてください。
うんちは7日位ためても平気な場合がありますので、あわてずに。

Q38 離乳食を始めてから、以前のように、毎日便が出なくなりました。
1~2日に1度は出るのですが、とてもくさいおならが何度も出たり、
おならが出る前はお腹が痛いのか「うーん、うーん」といきんでいることがあります。
こういった様子は普通なのでしょうか。
離乳食を進める際の、便秘対策を教えてほしいです。
また、綿棒を使っての浣腸があると聞いたのですが、やり方と、いつするのかそのタイミング等を知りたいです。
(平成24年12月5日)

A38 次のようにお答えしました
 
母乳やミルクだけの時には便はゆるめで回数も多いのが一般的です。
離乳食が進み、水分を取る量が少なくなると、便は固めとなり、回数も少なくなります。
3日から4日の間に自力で自然に出る場合は、問題ありません。
食べ物の種類などで硬さや色、においが変わりますが、問題ではありません。
排便時にいきむことがあるのは大人も同じです。
ただ、赤ちゃんは腹筋が発達していないので、硬い便を出すのは苦手です。
硬くなって出にくくなる前に、水分を与えたり、果物、果汁、野菜類などで対応して行きます。
 
綿棒浣腸
綿棒にオリーブ油をつけ滑りをよくする。
細いものは使わない。刺さりそうで危険。
入れる深さは綿部分の2倍くらいが目安。
肛門を広げるかのようにして、ゆっくりぐるぐる回します。
すぐに抜かず、肛門がピクピク反応するまで、1分から2分続けます。
いやがりますし、動かれると危険ですので、固定役の人が重要になります。
お父さんと協力するなどして、固定する人が両足が動かぬようガッチリおさえることが大切です。
タイミングは食後しばらくして、お腹が動きやすくなる時間帯が良いのですが、夜、お父さんと落ち着いてやる方が良いかもしれません。

Q37 ズリバイをするようになり、ウンチの回数が急激に増え(1日5~6回)水っぽくなり、色も変わりました。
問題ないでしょうか?(平成24年7月4日)

A37 次のようにお答えしました
 
便秘の時に運動が良いことは、よく言われることですが、このお子さんの場合どれほどの関連があるかはわかりません。
食欲があって元気なら、しばらく様子を見てかまわないでしょう。
気になる場合は、かかりつけ医に相談してみてください。

Q36 離乳食をはじめたところです。
下痢の時は離乳食を中断すべきでしょうか?(平成24年7月4日)

A36 次のようにお答えしました
 
一般におかゆは便秘には良いとされていますので、やめる必要はありません。
離乳食のレベルを上げたりしなければ、中断する必要はありません。
赤ちゃんは下痢が始まると母乳やミルクの消化が苦手になることがあります。
母乳はやめる必要はありませんが、ミルクは3分の2程度に薄めて与えることが勧められています。

Q35 最近、離乳食を始めたせいか、うんちがねっとりしてきた気がするのですが、何日くらい出なくても待っていてよいでしょうか?(平成24年7月4日)

A35 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんの便の回数には個人差があります。
一般に母乳の子はゆるくて回数が多く、1日に何度も便が出ます。
ミルクの子は便は硬めで、2~3日に1回という子もいます。
自力で排便できる場合は、あまり気にしません。
柔らかい便で、3日4日すると自力で排便できるケースは便秘扱いしません。
7日くらいまではためる事ができるようです。

Q34 母乳だけだといつも下痢のようなうんちなのですが、本当の下痢の場合の見分け方は?回数でしょうか?
機嫌が悪くなければ、大丈夫ですか?(平成24年7月4日)

A34 次のようにお答えしました
 
一般的に母乳栄養の赤ちゃんは、便がゆるく、回数が多くなります。
個人差はあり、1日1回から5、6回の子までいろいろです。
下痢の目安は、回数がいつもの倍になったり、いつもより水っぽくなった場合と考えてください。
便がいつもと違ってすっぱいにおいがする、機嫌が悪い、食欲がない、嘔吐を伴う場合は病気と考えます。
機嫌が良く、母乳を良く飲んでいる場合は、多少下痢気味でも心配ありません。

Q33 7ヶ月になるのに風邪ばかりひいて

A33 次のようにお答えしました
 
便の色は食べたり飲んだりしたものに左右されます。
また、回数が多く便がお腹を早く通過すると黄色で柔らかくなります。
通過に時間がかかり、お腹にいる時間が長いと、色は濃くなり、緑色となります。
健康なお子さんでも緑便が出る事はよくあります。
 
食欲があり、機嫌が良い場合の緑便は、心配ありません。

Q32 とても元気ですが便だけがゆるく、下痢です。
病院に行った方がよいのでしょうか?(平成23年9月7日)

A32 次のようにお答えしました
 
下痢は、お腹のカゼや、合わないものを食べた時などにしばしば認められます。
吐いたり熱がある場合は、脱水をおこしやすくなるので注意します。
多量の水様便が何度も何度も出て、よだれが止まり、ぐったりする場合も要注意です。
一方、下痢はしているが元気で、水分や食事が普通に取れているケースも、とても多く見かけます。
あわてて病院に行く必要はありませんし、様子を見ても構いません。
赤ちゃんの下痢は2~3週間と長びく場合が多く、この場合は受診して、指導を受けるのもおすすめです。

Q31 便秘の時どうすれば良いですか?(平成23年4月13日)

A31 次のようにお答えしました
 
母乳のお子さんは便がゆるく、離乳食が進むと、水分を取る量も少なくなり、便が硬くなるこ水分として柑橘系の果汁などを取ることもよいでしょう。
市販では、便を柔らかくするマルツエキスがあります。
治療薬として、便を柔らかくするお薬はあります。
下剤を処方する場合もあります。
かかりつけ医に相談して指導してもらうとよいでしょう。
 
便が硬すぎて出にくくなる場合や、便がたまって不機嫌になったり、食欲が落ちる場合は、治療の対象となります。
便が堅くて自力で出しにくい場合、肛門が切れて出血するような場合は、積極的に対応します。
しばしば硬い便がつまって出てこないような場合には、浣腸を毎日続ける治療法もあります。
このように手ごわい場合は、小児外科が専門になるので紹介してもらう方法もあります。

Q30 母乳のみのため、うんちが常にゆるいです。
下痢との見きわめ方は?(平成23年4月13日)

A30 次のようにお答えしました
 
一般的に母乳栄養の赤ちゃんは、便がゆるく、回数が多くなります。
個人差はあり、1日1回から5、6回の子までいろいろです。
下痢の目安は、回数がいつもの倍になったり、いつもより水っぽくなった場合と考えてください。
不機嫌、食欲がない、吐く、熱がある場合には、下痢を伴う病気を疑います。
機嫌が良く、母乳を良く飲んでいる場合は、多少下痢気味でも心配ありません。

Q29 オムツ(便)を持参した方がよいのはどんな症状の時ですか?

A29 次のようにお答えしました
 
白い便⇒ロタウイルスによるおなかのかぜでは、白っぽい下痢便になります。
黒い便⇒上部の消化管で出血している場合。
赤い便⇒強い腹痛とイチゴゼリー状の便は、腸重積が疑われ、救急受診が必要です。
下痢が続くと、肛門付近がただれて出血し、便にすじ状、点状の出血がみられることがしばしばあります。
食欲があり機嫌がよい場合は、緊急性はありません。

Q28 母乳のため相変わらず便がゆるいので下痢との区別が難しい。

A28 次のようにお答えしました
 
便の回数がいつもの倍、いつもよりさらに水っぽいなどの場合は、下痢と考えます。
便がいつもと違ってすっぱいにおいがする、機嫌が悪い、食欲がない、嘔吐を伴う場合は病気と考えます。

Q27 離乳食を始めて便ぴになってしまい、自力でうんちが出せないので、3日に1回浣腸(市販の坐薬)をしています。
定期的に浣腸を使って良いのか、また、どうすれば便秘が治るか教えてほしい。(お腹のマッサージ、足の運動、マルツエキスは実施済み)

A27 次のようにお答えしました
 
母乳のお子さんは便がゆるく、離乳食が進むと、水分をとる量も少なくなり、便の状態が変わってきます。
水分として柑橘系の果汁などを取ることもよいでしょう。
マルツエキスの他にも便を柔らかくするお薬はあります。
下剤を処方する場合もあります。
かかりつけ医に相談して指導してもらうとよいでしょう。
しばしば硬い便がつまって出てこないような場合には、浣腸を毎日続ける治療法もあります。
このように手ごわい場合は、小児外科が専門になるので紹介してもらうとよいでしょう。

Q26 離乳食を始めてから、1日の便の回数が増えて8回になってしまいました。
それは大丈夫ですか?
その為、おしりかぶれになって赤くなってしまうのですが、何かクリームをぬった方が良いのか?
あくまで乾燥でいいのか?

A26 次のようにお答えしました
 
食欲があり、元気でしたら、あまり心配はなさそうです。
赤ちゃんは食事の内容が変わると、ウンチの様子が変わることがよくあります。
 
離乳食やアレルギーの影響で便の回数が多くなったり、下痢になることがあります。
いつもと比べ、1日の便の回数が倍以上に増えたり、いつもよりゆるく水様になったときに下痢と考えます。
赤ちゃんは、ひとたび下痢が始まると長びくことがしばしばです。
下痢のお腹は薬で治すものではなく、自力で回復するのを時間待ちするものです。
下痢のほかに症状が無く、水分が取れ、元気な場合、あまり心配はありません。
病的な場合には、食欲が落ちたり、不機嫌だったり、元気が無かったり、発熱、嘔吐など、何か他のサインを伴います。
元気なら心配せず時間待ちですが、長びく場合には、診断や指導のためにかかりつけ医を受診しておくほうがおすすめです。
下痢便は肌に強く、ウンチの回数が多いと、すぐにおむつかぶれができてしまいます。
清潔と乾燥で回復を待ちますが、しばしば長びくことがあり、適切な軟膏はあります。