コラム 3 仔犬の育て方から学ぶこと。その2
仔犬の育て方から学ぶこと。その2
「仔犬のしつけって、そんなに大事なの? 基本的考え方、正しい愛情と間違った愛情」
仔犬はとてもかわいいものですね。
特にうちの子は一番かわいい、なんて自分も親ばか(飼い主ばか?)になっています。
特にうちの子は一番かわいい、なんて自分も親ばか(飼い主ばか?)になっています。
「上手な仔犬の育て方」では、まちがった仔犬への愛情に対し、強く注意を呼びかけています。
かわいいからといって好きなようにさせておくのと、愛情は異なります。
わがままを許してばかりいると、成犬になってからが大変。
家族や周囲に迷惑をかける犬になってしまうそうです。
他人や他の犬に、むやみやたらと吠える、むだ吠え。
かみぐせ、人に飛びつく。
お散歩のとき、飼い主を引っぱりまわす。
これらはみな、犬が自分の地位を高めるための行動ですが、許しておけば自分勝手な迷惑な犬となってしまいます。
犬は上下関係をとても重視します。
まちがった愛情表現をしていると、自分が家族の中で一番えらいと考えるようになります。
その結果、飼い主の言うことを聞かないわがままな犬になってしまうそうです。
仔犬のうちにしつけをするということは、必ずしも飼い主の都合を押しつけるものではないと思います。
この世界で互いに幸せに暮らしてゆくためのルールを教え、良好なパートナーシップをきずくことだと思います。
しつけは愛情の一つのあらわれです。
何も教えないでいて、好きにさせるだけでは、仔犬が自然にできのいい子になることはないのです。
仔犬の育て方は、人間の子育てやしつけに似てるような気がします。
皆さんはしつけをまちがえたり、さぼったりして、後々になってかみつかれませんように。
2006/10/25
勝又院長の独り言コラムです。不定期に配信しています。
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