乳児相談Q&A(ジャンル別編成版)

9.発達・発育・生活習慣 3

Q77 おもちゃの消毒はした方がいいですか?(平成29年6月14日)

A77 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは床を這い、つまむのが上手になると、いろいろなものを口に入れています。
でも、問題になることはあまりないようですので、神経質になりすぎませんように。
良くしゃぶるものは雑菌が繁殖しやすいので、気をつけます。
食器と同じレベルの管理で、流水でよく洗い流せばよいと思います。
手が届かないような、洗いにくい部分がある場合は、消毒します。

Q76 真夏の熱中症予防のため、具体的なアドバイスを頂きたいです。(平成29年6月14日)

A76 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは大人と比べると、体温調節機能が未熟で、変温動物のように環境温度の影響を受けます。
大人が大丈夫な環境でも、子供や老人は脱水を起こし、体に熱がこもることがあるので、ご注意ください。
高温多湿の環境で発症しやすくなります。
5月から9月は、車の中に置き去りすると、あっという間に発症します。
お散歩は朝早めなど、涼しい時間帯を選び、日中は長時間の外出を避けます。
予防は、こまめな水分補給ですが、赤ちゃん用のイオン水は、適切な塩分と糖分が含まれ、吸収が良いのでお勧めです。

Q75 夏場の水分補給は、授乳以外にひつようですか?(何時間おきになど)(平成29年6月14日)

A75 次のようにお答えしました
 
具体的な量より、こまめに回数を多くして取らせれば充分です。
熱い環境、汗をかく前後、お散歩、入浴の前後、寝る前、起きた時。
夏場はこまめに水分補給しましょう。

Q74 離乳食はまだ2回なのですが、授乳回数が3回くらいになってしまいました。
体重が7ヶ月で9.7(女児)と多いので、良いかなと思っていましたが、 授乳を増やすか、3回食にするかした方がいいでしょうか。(平成29年6月14日)

A74 次のようにお答えしました
 
栄養が取れているかどうかは体重曲線で評価するとわかりやすいです。(母子手帳の後ろの方のページ)
生後4~5ヶ月までは急速に体重が増えますが、6カ月~1才は、運動が活発になってくる影響もあり緩慢になります。
みんなと同じくらいのペースで体重増加していれば、食事の進み方について神経質になりません。
太りすぎややせすぎも同様に評価します。

Q73 お座りができないのですが、どれくらいでできるようになるものでしょうか?(7ヶ月齢)(平成29年6月14日)

A73 次のようにお答えしました
 
標準的には、寝返り5~6か月、お座り7ヶ月、ハイハイ8カ月、つかまり立ち10か月、伝い歩き10か月~1才が目安です。
遅い=異常とはかぎりません。
みんなのあとを追って発達する場合は、多少遅めでも異常ではありません。
発達は早いのが偉いわけではありません。
あせらず、少し遅めくらいを期待するのが赤ちゃんにとってちょうど良かったりします。
みんなからだんだん遅れて、発達の差が広がる場合は、注意です。
心配な場合は、定期的に医師のフォローを受けます。

Q72 女の子のお尻の拭き方(大、小)。 9 発達・発育・生活習慣
1人でできるようになった時の教え方。(平成29年2月15日)

A72 次のようにお答えしました
 
おしっこは後ろから前へ、ウンチは前から後ろへふくのが基本です。
赤ちゃんで、ウンチをしっかりふけていないケースをよく見かけます。
尿路感染や膣炎、おむつかぶれのもとになりますので、ご注意ください。
1人でさせる場合も、このことがしっかりできるようになり、続けられるか確認するのは、親の役目です。

Q71 平熱が低いのですが、(36.1度くらい)どれくらいから高熱と判断すれば良いですか?(平成29年2月15日)

A71 次のようにお答えしました
 
37.5℃以上を発熱と考えます。
平熱より高く、何か症状を伴う場合、機嫌の悪さ、食欲の低下、咳鼻などのカゼ様症状を伴うなどの場合は微熱かもしれません。

Q70 体温が平熱36℃前後です。低いのでしょうか。(平成29年2月15日)

A70 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、平熱は37℃前後のお子さんがほとんどです。
電子体温計は予測の温度計で、不正確に出ることがあります。(3分~5分の計測がおすすめです)
また、わきの下が汗ばんでいると、低く出ることもあります。
36℃だと、触って冷たく感じますし、まずは、きちんとはかれているか確認して下さい。

Q69 おすわりやはいはいがあまりできていないのにつかまりだちがはじまった。
ちゃんとおすわりやはいはいしてもらうにはどうしたらいい?(平成29年2月15日)

A69 次のようにお答えしました
 
はいはいは、ぐるぐる回るもの、後ろに下がってしまうもの、足の運びが左右で違うものなどいろいろです。
つかまって立って、伝い歩きが始まり、移動が自由になると、ハイハイをパスすることがしばしばあります。
その後の発達が正常ならば、あまり問題となりません。
病的なお子さんで、発達に問題がある場合を除いては、訓練は不要です。
心配な場合は市の乳児健診やかかりつけ医の受診で、評価してもらって下さい。

Q68 おしゃぶりが大好きで手離せません。
歯ならびなど影響するのはいつ頃で、いつまでにどのようにやめさせたら良いですか。(平成29年2月15日)

A68 次のようにお答えしました
 
おしゃぶりは、程度の差はあれ、たいていのお子さんがしています。
精神の安定のためでもあり、やめさせるのは難しいようです。
まれに歯に影響するケースはありますが、全員に影響が出るわけではありません。
いつかは卒業するものなのですが・・・。

Q67 1ヶ月弱程、体重が増えません。
遊び飲みが少しあるものの、1日6~7回の授乳をしています。
ただ、お腹が空いて泣く事がなく、先週から1回の離乳食も始まったので、心配です。(平成29年2月15日)

A67 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんの体重は、生後4ヶ月くらいまでは急速に増えますが、6カ月を過ぎるとスピードは落ち、思ったほど増えなくなります。
運動が活発になってくることも影響しています。
1日の必要量は取れていることが多く、遊びのみになってしまうことはよくあるようです。
摂取量が減っていると感じる場合は、保健センターで食事相談をしてみて下さい。

Q66 テレビが大好きでEテレをつけておくとずーっと見てしまいます。
テレビのところにつかまり立ちをして見てるので距離が近すぎるのも心配です。
見すぎで目が悪くなるということはありますか?(平成28年10月19日)

A66 次のようにお答えしました
 
目は確実に悪くなります。
テレビは赤ちゃんのおもりには便利ですが、その代償は高くつきます。
ヒトの脳にとって、テレビの刺激は一方通行で受動的なものです。
脳が刺激を受けている部分は、乳幼児期の脳の発達にとって、おそらく不自然な個所のはずです。
コミュニケーション能力の発達を妨げ、社会に適応できなくする訓練のような気がします。
 
子どもにスマホを与えれば、一日中遊んでいます。良いおもりですね。
でも、やめさせようとすれば、大泣きして手を焼くでしょう。
そしてその結果がどうなるのかは、すでに明らかとなっていると思います。
ききわけできるようになるのは、3才くらいからです。
やめさせるのが大変なもの、適度ですまないものは、初めから遠ざけておく方が良い気がします。
赤ちゃんと過ごす時間を十分に取り、大切にしてください。
肝心なのは乳幼児期の一時期です。
テレビやスマホに相手させるより、お母さんが手をかけてあげている家庭の方が、扱いやすい子になっているようです。
目を合わせ、お話し相手をして、穏やかな時間を過ごしましょう。
赤ちゃんの情緒は安定し、コミュニケーションの良い子になります。

Q65 カゼの予防法が知りたいです。(手洗い、うがいができない)(平成28年10月19日) 

Q64 8カ月ですが、手洗いの習慣はつけた方がいいか。(平成28年10月19日) 

A64 65 次のようにお答えしました
 
かぜの予防の基本は手洗い、うがいですが、乳児にはできません。
手を清潔にすることはできそうです。
のどや鼻の粘膜が乾燥すると、ウイルスや細菌の侵入、増殖を招きます。
乾燥するシーズンには、部屋の湿度を保つことがポイントになります。
インフルエンザやノロウイルスでは流行期に集団を避けることがポイントになります。

Q63 寝汗がすごく、髪の毛がビショビショに濡れるほどなのですが・・・(室温26℃~28℃)特に厚着をさせているつもりはないのですが、何か対策はありますか?(平成28年6月15日)

A63 次のようにお答えしました
 
もともと子どもは新陳代謝が活発なため、体温は高めです。
後頭部から首の後ろにかけては、体温が高くなる部分です。
髪の毛のせいもあり、頭は体温がこもりがちで、汗をよくかく子は多いようです。
親が快適な温度に室温を調節するのは基本ですが、髪の毛をまとめたり、短めにして暑い季節に対応してはいかがでしょうか?

Q62 2015.2.28生まれ、10か月健診11kg、現在の体重もあまり変わらず11kg代体が重かったせいかハイハイするのは遅かった。今はハイハイはよくできるようになりましたが、つかまり立ちはほとんどしません。歩けるようになるか心配(平成28年6月15日)

A62 次のようにお答えしました
 
8カ月でもう歩く子も、1才半でやっと歩けるようになる子も、いずれも正常の範囲です。
子どもの発達は早ければ偉いわけではありません。
同じ月齢の子と比べて、すぐに問題のあるなしが決まるものではありません。
その子の過去と比べ着々と発達している、遅めでも皆のあとを追うように発達する場合は、問題ないことが多いようです。
逆に、同じ月齢の子と段々差が開いて行く場合は、注意が必要となります。
判断が難しいこともありますので、1才半くらいまでは、かかりつけ医、出来れば小児科医に経過を見てもらうようにしてください。

Q61 平均的な体温(平成27年6月17日)

A61 次のようにお答えしました
 
37度前後が平均的で、大人に比べ高くなります。
37.2~37.3度で平熱の子も少なくなく、新陳代謝が活発なせいです。
元気で特別な症状がなければ、平熱と考えます。
何らかの症状がともなったり、不機嫌な場合に、微熱ではないかと疑います。
37.5度以上は、発熱を考えます。
朝昼夜、0.5度くらいの変動があり、季節によっても少しずつ変わります。
個人差もかなりあるため、季節ごと、元気の良い時に、平熱を確認しておきましょう。

Q60 歯磨きの進め方(平成27年6月17日)

A60 次のようにお答えしました
 
歯が生えていなくても、哺乳や食後には、雑菌が繁殖します。
ブラッシングが出来ないうちは、ガーゼなどで口の中をふくだけでもかまいません。
うがいはできませんが、さ湯で口の中をすすいでおくだけでも、効果があります。
歯を磨くことを乳児期から習慣にしておくことは、今後の人生の質や健康において、とても重要な位置づけにあります。
大切な親の役目です。がんばりましょう。

Q59 外出後家に戻った時に、ぬれたガーゼで手をふいてあげています。
インフルエンザなどが流行しはじめる時期はどのようにして予防してあげれば良いですか?
(平成26年7月16日)

A59 次のようにお答えしました
 
1才前後の赤ちゃんは免疫力が弱く、接触すれば何でもかかってしまいます。
  ⇒赤ちゃん学級Q&A その28(平成25年10月23日)かぜの予防法参照
外出後、家に戻った時に、うがいや手洗い、洗顔は感染予防の基本です。
流水の方が効果的だと思われますが、赤ちゃんでは難しいかもしれません。
また、うがいはできません。
清潔を意識することは大切です。
流行期には部屋の加湿を保ち、鼻やのどの粘膜の免疫力を保つことが重要です。
インフルエンザの流行は、毎年1月後半から3月初めです。
この期間にうつる所へ出て行かないのが最も有効な予防法です。
お勤めのお父さんや上のお子さんの予防接種で、家庭に持ち込まないことも重要です。

Q58 5ヶ月でおすわりをします。
月齢的には、まだ早いと思うのですが、やめさせた方がいいですか?
体に負担はかからないのでしょうか?
(平成26年7月16日)

A58 次のようにお答えしました
 
おすわりは6ヶ月から7ヶ月くらいでできるようになります。
赤ちゃんの発達は段階を経て進みます。
月齢に合った発達、あるいはやや遅めの発達が体に無理がありません。
体重が少なめなお子さんは、発達が早いことがあります。
全くしてはいけないわけではありませんが、無理させているかもしれませんのでご注意ください。
赤ちゃんはなんでも早いのが偉いわけではありません。
皆にはなされない程度に後をついて行くくらいの発達が、無理なくちょうど良いかもしれません。

Q57 赤ちゃんの免疫が6か月くらいから弱くなると聞きました。本当ですか?
また、女の子に比べ男の子の方が、病気に弱いと聞きました。本当ですか?(平成25年4月17日)

A57 次のようにお答えしました
 
子供の免疫についてのお話
赤ちゃんはお母さんから、抗体という免疫の物質を、胎盤を通して譲り受けて生まれてきます。
赤ちゃんはかぜにかかりにくいと言われるのは、この抗体のおかげです。
(お母さんがかからないタイプのかぜには強いが、細菌感染には非常に弱い)
 
この抗体は生後6ヶ月を過ぎると減少しますが、赤ちゃん自身の免疫が発達し始めるのは1歳を過ぎてからです。
すなわち、6ヶ月から1才半では免疫力は一生で最も低下しています。
この時期にはかぜをひきやすく、またかぜが重症化しやすい年齢になっています。
人はかかったことのない感染症の免疫は持っていません。
ですから、初めて接触のあったかぜにはかかってしまう可能性が高いのです。
ずっとおうちにいる子は感染のチャンスがないため、めったにかぜをひきません。
しかし、保育園など集団生活をしているお子さまは感染のチャンスだらけというわけです。
感染症はうつる所へ行かなければうつりません。
外出が多ければ多いほど、かぜにかかるチャンスが増えることをお忘れなく。
特に、重い病気に対しては予防接種がすむまで注意して下さい。
ヒブワクチン(インフルエンザ菌)・肺炎球菌ワクチン・4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳・破傷風・ポリオ)
BCG(結核)・ロタウイルスワクチン(自費)・B型肝炎ワクチン(自費)
お子さんが未熟児で生まれた場合、よく、女の子は生命力が強いと言われます。
自分の考えですが、女の子は強い子孫を残すために、免疫力などの能力が強い子が、自然に選ばれている気がします。
生命力の強い遺伝子を残すことが、自然の摂理であり、生物の目的だと思います。

Q56 おしゃぶりを寝かしつけの際に使用していますが、やめたほうが良いですか?(平成24年12月5日)

A56 次のようにお答えしました
 
精神の安定にもつながり、やめさせにくいことが多いようです。
いつかは卒業するのですが、歯並びを悪くすることもあるため、寝入ったら外せないか試してみて下さい。
おしゃぶりに関する考え方や対策は、小児を対象としている歯医者さんが良く知っているかもしれません。

Q55 横向きで寝るのが好きなのですが、背骨の発育に影響するのでしょうか?
あお向けに直してあげるべきですか?(平成24年7月4日)

A55 次のようにお答えしました
 
人は眠っている一晩の間に何度も寝返りをします。
親の知らないうちにコロコロしているかもしれませんし、今の時期だけのことかもしれません。
あまり心配せず、しばらく様子を見ても構わないと思います。

Q54 完全母乳で、麦茶も飲んでくれません。
イオン水やおさゆも飲めるようにした方が良いのでしょうか?(平成24年7月4日)

A54 次のようにお答えしました
 
嘔吐下痢症や発熱時の水分補給として、赤ちゃん向けのイオン水(OS-1、アクアライトORS)は吸収が良くお勧めです。
しかし、嫌いなお子さんも少なからずいるようです。
この場合は柔軟に考え、飲めるものを飲んで脱水を起こさないようにすればいいのです。

Q53 夏の水分補給方法について。(平成24年7月4日)

A53 次のようにお答えしました
 
大人と比べ、赤ちゃんの体の中に含まれる水分の比率は、かなり高くなっています。
水分が失われると、予想以上に具合が悪くなったり、病気が重くなることはしばしば経験されます。
 
夏場は体温調節のためにたくさん汗をかかなければなりません。
こまめな水分補給で、体調管理することが重要な季節です。
水分補給として、赤ちゃん向けのイオン水(OS-1、アクアライトORS)は電解質(ナトリウム、カリウム、クロール)や水分の吸収が良くお勧めです。
入浴後、お散歩後、気温の高い時間帯、寝て起きて汗をいっぱいかいた時などに与えます。

Q52 うつぶせで遊んでいると、よくはきます。
飲み過ぎ、食べ過ぎでしょうか?
離乳食や母乳をあたえるだけ食べてしまいます。
満腹が感じられないのでしょうか?
分量を守ってあげた方がいいですか?
食べ過ぎは良くないか?(平成24年7月4日)

A52 次のようにお答えしました
 
お口のほしがる量と、おなかがいっぱいになる量が異なって、食べ過ぎることはあると思います。
早食いすると、満腹中枢が働くまで、ついつい多く食べてしまいそうです。
 
赤ちゃんの中には、食道と胃の接合部分のしまりが悪く、逆さまに持ち上げると、胃の中のものが出てしまう子が結構います。
年齢とともにこのしまりは良くなり、吐きにくくなってゆきます。
たくさん吐いて体重増加が悪いケースでは、診断、治療が必要です。
吐く量が少なく、体重増加が良好な場合は、心配いらないと思います。
よく吐く場合、食事の1回量を加減して回数を多くするのも有効と思われます。

Q51 母乳以外の水分を好みません。
6か月ですが離乳食と母乳だけで大丈夫ですか?(平成24年4月4日)

A51 次のようにお答えしました
 
離乳食にも多くの水分が含まれ、母乳と合わせれば必要な水分量は取れています。
病気の時には食欲が落ちるため、水分の摂取が減ってしまいがちです。
赤ちゃん用のイオン飲料(アクアライトORS)や経口補液(OS-1)は水分の吸収に優れているのでお勧めです。
でも、母乳がしっかり飲めていれば、充分です。