乳児相談Q&A(ジャンル別編成版)

9.発達・発育・生活習慣 4

Q83 ミルク以外の水分補給はどの程度必要ですか?(平成30年6月13日)

A83 次のようにお答えしました
 
年令、季節、温度、体調、食事の状況によって、必要な水分は色々です。
ミルクや食事がしっかりとれていれば、水分量は足りると思います。
しかし、赤ちゃんは脱水をおこしやすいので、入浴後や暑い環境にいた場合、水分を補うことは大切です。
これだけ取れば大丈夫という数値は、あてにならない時もあります。
のどかわいたかな?汗いっぱいかいたかな?
状況をよく観察し、予防的に少しずつ水分を取らせる習慣が、トラブルを避けると思います。

Q82 体温は毎日計った方が良いですか?(平成30年6月13日)

A82 次のようにお答えしました
 
体温(平熱)は、年令、季節、環境温度で異なります。
また、朝昼夜で異なり、1日の間に、0.5℃くらい変化します。
赤ちゃんの場合,新陳代謝が活発なため、37℃前後の事が多いようです。
毎日はかる必要はないと思いますが、年令ごと、季節ごと、朝昼晩の体温は把握しておいてください。
お子さんの平熱はお母さんが一番知っていることになっていますので、よく観察して下さい。

Q81 股関節脱臼予防で気をつけた方が良い事はありますか。
自分で動くようになり変な姿勢で座っていることが多いので心配です。(平成30年6月13日)

A81 次のようにお答えしました
 
ご心配の姿勢は、女の子座りのような感じでしょうか?
股関節脱臼では、おまたがカエルのように、がに股に広がらない状態になります。
4か月健診で指摘されなければ、ほぼ問題ありません。
が、小児科専門医でも診断できないケースがまれにあり、歩行開始後に見つかることがあります。
抱っこなどの時に、左右の膝をくっつけて足を曲げる姿勢が良くないとされています。
一時期はやった、袋のような布に入れるカンガルー抱っこの姿勢を長くすることは避けて下さい。
あお向けでは、股を開き、足が自由に動くような姿勢が良いとされています。

Q80 赤ちゃんの平熱は36.5~37.5ときいています。
平熱が36.0なのですが、問題とかありますか?
平熱36.0で、37度台の熱は、熱があると言いますか。(平成30年2月14日)

A80 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、平熱は37℃前後のお子さんがほとんどです。
電子体温計は予測の温度計で、不正確に出ることがあります。(3分~5分の計測がおすすめです)
また、わきの下が汗ばんでいると、低く出ることもあります。
36℃だと、触って冷たく感じますし、まずは、きちんとはかれているか確認して下さい。
37.5℃以上を発熱と考えますが、37.0~37.5℃では平熱と病気の場合があります。
機嫌の悪さ、食欲の低下、咳鼻などのカゼ様症状を伴うなどの場合は微熱があると考えます。

Q79 抱っこする時に、関節が鳴ることがあるのですが、抱っこの仕方など、気をつけることはありますか?(平成29年10月18日)

A79 次のようにお答えしました
 
お子さんの関節が鳴ることは珍しくありません。
痛がる、腫れる、動かさない、左右差があるなどの問題がなければ、気にしません。
股関節を閉じた姿勢で長く抱っこするのは、避けます。
カエルさんのように、がに股の状態ならOKです。

Q78 親族が海外の高地(3500m)に住んでいます。
訪問する際、気をつけることはありますか。
高山病が心配です。
薬があるとききますが、赤ちゃんも飲めるのでしょうか。(平成29年10月18日)

A78 次のようにお答えしました
 
時間をかければ慣れると思いますが、急に適応することは難しそうです。
赤ちゃんは激しい運動をするわけではありませんが、大泣きした時に大丈夫なのかはわかりません。
赤ちゃんはもともと貧血傾向があり、リスクは高そうです。
予防薬として、ダイアモックス(アセタゾラミド)がありますが、普段はなじみのない薬です。
赤ちゃんにとって、急な高地はリスクが高そうです。

Q77 おもちゃの消毒はした方がいいですか?(平成29年6月14日)

A77 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは床を這い、つまむのが上手になると、いろいろなものを口に入れています。
でも、問題になることはあまりないようですので、神経質になりすぎませんように。
良くしゃぶるものは雑菌が繁殖しやすいので、気をつけます。
食器と同じレベルの管理で、流水でよく洗い流せばよいと思います。
手が届かないような、洗いにくい部分がある場合は、消毒します。

Q76 真夏の熱中症予防のため、具体的なアドバイスを頂きたいです。(平成29年6月14日)

A76 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは大人と比べると、体温調節機能が未熟で、変温動物のように環境温度の影響を受けます。
大人が大丈夫な環境でも、子供や老人は脱水を起こし、体に熱がこもることがあるので、ご注意ください。
高温多湿の環境で発症しやすくなります。
5月から9月は、車の中に置き去りすると、あっという間に発症します。
お散歩は朝早めなど、涼しい時間帯を選び、日中は長時間の外出を避けます。
予防は、こまめな水分補給ですが、赤ちゃん用のイオン水は、適切な塩分と糖分が含まれ、吸収が良いのでお勧めです。