乳児相談Q&A(ジャンル別編成版)

3.受診の目安・病気のときの対応(発熱・ひきつけ・咳・鼻・嘔吐下痢)2

Q50 熱性けいれんは遺伝性があるとききました。(私が熱性けいれんをおこしたことがあります。)
本当ですか?(平成23年4月13日)

A50 次のようにお答えしました
 
両親ともに熱性けいれんがあった場合は40~80%の確立で、片親のみの場合は20~30%の確立で、両親とも起こしたことがない場合は20%の確立で、起こすと報告されています。
発熱のたびに起きるものではありませんし、後遺症も残さないので、あまり心配されない方が良いでしょう。
 
追加解説 熱性けいれんの特徴
発病年令が、生後6ヵ月~6才(主には3才位まで)。
起きても全部で2~3回にとどまる。
発熱を伴う。
持続時間が15分以内で、多くは2~3分で止まる
ひきつけ前の状態がそれほど悪くなく、突然ひきつけをおこす。
終わると泣いたりして、すみやかに意識が戻ったことが確認できることが多い。

Q49 夜間の小児救急の現状と小児救急ミニブック(平成23年3月9日)

A49 次のようにお答えしました
 
夜間の小児救急は、崩壊の危機直面しています。
軽症患者の受診が重症患者の診療圧迫や小児科医の疲弊の原因の一つとされています。
志木市民病院では、夜間の救急を受診しても、軽症で帰宅となる患者は90%にのぼります。
特に軽症の発熱患者の受診が多いようです。
しかし、お母さんにとっては、実際にお子さんに発熱があると重症かどうかの判断が難しいのが現実です。
 
インターネットやマスコミ、育児書などからの情報が氾濫しています。
何を頼りにすればよいか分からなくなっている人が多いと思われます。
埼玉県では、小児救急の対策として 子どもの救急ミニガイドブック を作成しています。
保健士さんの新生児訪問や乳児健診の時に皆様へ配布されます。
この冊子は大変よくできており、夜間の発病や事故にどう対応するかのガイドになっています。
発熱、誤飲や上手なお医者さんのかかり方などは、あらかじめ目を通していただければと思います。
小児救急ミニブック 上手なお医者さんのかかり方
内容
①かかりつけ医を持ちましょう
②できるだけ診療時間内に受診しましょう
③診察を受けるときに持って行くものをチェックしましょう
④休日・夜間のかかり方
発病時には、まず最初にこの冊子を見て、救急受診の判断の基準にしていただくのがおすすめです。
それでも迷ったら、次は#8000をご利用下さい。
看護師さんが受診の判断の相談に乗ってくれます。
相談だけで受診せずにすむケースが、75%位との結果が出ています。
#8000はとても有用ですが、多くの方が利用しており、土日はパンク状態になります。
まず、小児救急ミニブックで判断してみて下さい。
ご希望の方は、市の保健センターに問い合わせてみてください。

Q48 子供が脱水しているか、してないかが分かりません。
どこを見ればいいですか?(平成23年3月9日)

A48 次のようにお答えしました
 
脱水のサインはおしっこが出ないこととされていますが、下痢のためにわからなくなることがあります。
赤ちゃんの場合、よだれが出なくなり口の中がカラカラしている、ぐったりして元気がないなどが目安になります。
水分を受けつけない、何度も吐く、熱がある、水様の便が多量に出る場合におこりやすくなります。
短時間では脱水になりませんが、このような状態が長く続くと危険になります。
脱水予防のためには、
赤ちゃん用のイオン飲料を少量(10~20ml)で、こまめに(10分~15分おき)あげることがポイントです。

Q47 鼻水だけの症状の場合、診断を受けるべきでしょうか?
鼻水がたまに出るが、病院に行く必要はないか?
どのような症状に変わったら病院に行くべきか?

A47 次のようにお答えしました
 
鼻水は粘膜を保護したり、ばい菌を流すために出てきます。
もともと必要で出てくるものですし、かぜでなくても出ることがあります。
赤ちゃんのお鼻の粘膜は敏感で、気温差があると粘膜の保護のためジュワとすることがあります。
止めてしまうより、出てくるものをうまく取ってあげるほうが大切です。
元気がよくて、透明な鼻水だけが出ている場合は、必ずしも受診の必要はありません。
 
鼻水のため不機嫌であったり、眠れない場合は、かかりつけ医に相談してみてください。
また、中耳炎を起こしやすいお子さんは、早めの受診をおすすめします。
ドロドロした黄色や、緑色の汚い鼻水が出ているときも、鼻をかんで汚いものを出すことが基本です。
しかし、汚い鼻水は細菌が繁殖しているので、うまくかめずに長びくようでしたら、受診を考えます。

Q46 せきがよく出ますが、お医者さんには心音もきれいで問題ないといわれます。何か考えられる原因はありますか?鼻水などは出ません。
例えば咳をしているが、熱もなく、食欲や機嫌もかわりない場合、病院に行くかどうか迷うのですが・・・。

A46 次のようにお答えしました
 
病気の咳の代表は、かぜ、気管支炎、肺炎などの感染症です。
感染症であれば、咳は1日中出て、だんだん悪化するはずです。
他のかぜ症状、発熱、鼻水、調子の悪さをともなうでしょう。
治療あるいは自然の経過で、1~2週間で改善し、治癒していきます。
長びく咳、繰り返す咳、昼は出ないのに夜や朝だけでる咳は、喘息予備軍の場合があります。
よだれにむせる事もあります。
 
程度が軽ければ様子をみますが、強い場合、長びく場合は、受診を考えます。
診断をつけておくことが大切です。

Q45 熱が35℃台の場合、大丈夫でしょうか?低すぎませんか?

A45 次のようにお答えしました
 
熱が35℃台の場合、さわるとかなり冷たく感じるはずです。
冷たく感じなければ、はかり方の問題かもしれません。(脇の下が汗ばんでいると上がりにくくなります)
赤ちゃんは変温動物に近いので、真冬の早朝など寒い環境で、低体温になってしまいます。
体温が低く、元気がないと、重い病気になります。

Q44  発疹で救急車をよぶ必要があるときはあるか?

A44 次のようにお答えしました
 
水ぼうそうやはしかなど、かぜに伴う発疹で救急のものはありません。
あるとすれば、重症なじんましんの場合くらいでしょう。
全身のじんましんに呼吸障害を伴ったり、ぐったりしている(ショック状態)場合は、重症で救急扱いになります。
それ以外の軽症なじんましんは、救急にはなりません。

Q43 まだかかりつけ医がない。早いうちに決めた方がよいか。

A43 次のようにお答えしました
 
予防接種を受けている医療機関の先生が、そのままかかりつけ医となっていることが多いようです。
内科の先生でも小児を診療していることが多く、必ずしも小児科の専門医をかかりつけとするわけではありません。

Q42 ひきつけをおこしてしまったら、その間はだっこしたり動かしたりしない方がいいのか?

A42 次のようにお答えしました
 
安静と観察が重要なため、衣服をゆるめ安全な場所に寝かせます。
吐いている場合は、誤飲による窒息を避けるため、あおむけではなく、顔と体を横に向け、口からの空気の通り道を確保します。
あやしたり抱っこして止まるものではありませんので。

Q41 子供の体調不良時の受診の目安が知りたいのです。
受診するか否かの判断基準。

A41 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは言葉で伝えてくれませんので、見た目で具合を判断しなければなりません。
難しいのですが、赤ちゃんを普段から良く観察している人は判断が上手です。
食欲があって、元気そうで、重い症状がなければ、緊急性はなく、様子がみれるでしょう。
時間の経過と共に悪化する場合は注意します。
 
子供の病気に関しては、誰もが初心者になります。
重症の見逃しを避けるため、心配なときには、まず、かかりつけ医に相談してください。
2~3才くらいまでは、お母さんにとっても勉強です。
何度か経験して、上手な判断と、上手な受診ができるようになれば、それでよいと思います。
鼻水:黄色や緑色のドロドロとした鼻が続く場合は治療対象になります。
   水っぱなが出るだけで元気な場合は、薬よりかむことの方が大切です。
咳 :原因がはっきりわからずに、1週間2週間と長びく咳、日がたって悪化する咳、夜眠れない咳、ゼーゼーを伴う
咳は受診が必要。
嘔吐:何度も吐いて止まらない場合は早めに受診します。
    吐いた後すっきりして元気なら緊急性はありません。
下痢:大量の水様便が何度も出て、口の中がカラカラで、元気がない場合は早めに受診します。
    水分や食事が取れ、元気がよい場合は、緊急性はありません。
熱 :熱が出て早めの受診が必要なパターンは、よく吐く、水分が取れていない、意識の状態が悪く、トロトロして寝てばかりいる。
    熱が高いだけ、という場合は緊急性はありません。

Q40 3ヵ月頃から乾いた咳をよくするんですが、何故でしょうか?

A40 次のようにお答えしました
 
自分のよだれでむせたり、乾燥が原因のこともあります。
喘息の軽いタイプで夜間のみ咳が出る場合があります。
長びいて深い咳をする場合は、かぜや気管支炎なども考えます。
大人から、百日咳や結核をうつされている場合もあります。
程度が強い場合、繰り返す場合、長びく場合、悪化している場合は、診断が大切で、かかりつけ医に相談します。

Q39 離乳食を始めた時くらいから、食後、少し吐くようになりました。
赤ちゃんの胃のサイズと満腹感はちがう?

A39 次のようにお答えしました
 
お口のほしがる量と、おなかがいっぱいになる量が異なって、食べ過ぎることはあると思います。
早や食いすると、満腹中枢が働くまで、ついつい多く食べてしまいそうです。
吐く量が少なく、体重増加が良好な場合は、心配いらないと思います。
 
赤ちゃんの中には、食道と胃の接合部分のしまりが悪く、逆さまに持ち上げると、胃の中のものが出てしまう子が結構います。
年齢とともにこのしまりは良くなり、吐きにくくなってゆきます。
たくさん吐いて体重増加が悪いケースでは、診断、治療が必要です。

Q38 以前夜に2~3回ゲボッとけっこうな量を吐いてしばらく放心状態でボーッとしていてすごく心配したのですが、離乳食の量をへらした方が良いですか?

A38 次のようにお答えしました
 
体が受け付けないものを食べたか、おなかのかぜなどが考えられます。
いずれにしても、吐いている時には、食事は与えず、おなかを空にして休め、しばらく様子をみるのが基本です。
しばらくして落ち着いたら、少量の水分を与えてみます。
もどしたり、おなかを痛がる様子がないか確認できたなら、固形物を少量ずつ与えてゆきます。
おなかを空にしても、なお、吐き続ける場合は、病院を受診します。
おまけ2
①病院の種類と役割
病院は役割に応じて大きく2つに分類されます。
1.診療所やクリニックのいわゆるかかりつけ医
2.総合病院や大学病院、小児専門病院
 
診療所やクリニックでは、かぜなどの日常的な病気を中心にみますが、もう一つの大切な役割は、重症疾患を区別して総合病院、大学病院に紹介することです。
かかりつけ医は、熱の出始めやかぜなどを診療するプロです。
基本的に重症を見るわけではないので、夜遅くまで診療はしません。
お昼休みは診療しませんし、予防接種の専用の時間帯などがあり、突然行っても診てもらえないことがあります。
総合病院や大学病院、小児専門病院では、紹介された重症患者さんの診断、治療を行います。
24時間体制で、専門性の高い疾患を中心に、高度な医療を行います。
夜間には当直医がいますが、本来の役割は、入院患者と重症な救急患者の診療です。
重症患者で忙しいため、熱やかぜなどで受診をしても期待したほどの医療は受けられません。
お薬は1日分、翌日にかかりつけを受診するよう言われます。
夜間の発熱で救急病院を受診する子供のうち、およそ9割は一晩様子を見て、翌日にかかりつけ医を受診しても十分間に合うと言われています。
今日お話したように、熱だけで緊急のケースはまれですから、病院を上手に使分けて下さい。
(⇒和光市保健センター赤ちゃん学級講義資料参照)
近年、小児科医や夜間救急が少なくて問題になっていますが、今ある病院や診療所を上手に利用するだけで、多くの問題が解決します。
②救急車の利用方法について
近年では、救急車の半数が軽症患者で出動するため、重症患者への対応が遅れ、死亡するケースも出ています。
救急車を呼ぶのは命の危険があるときです
・ひきつけが5分以上続く
・呼吸困難で顔色が悪い(誤飲・重症喘息発作など)
・出血が止まらない
・頭を強く打って意識の様子がおかしい
・お風呂でおぼれる など
救急車は不要と思われるケース
・発熱(熱が40度出ても、熱以外に重い症状がない場合)
・ひきつけたが、2~3分で止まり、意識がもどっている場合
・吐くまでが辛そうだったが、吐いた後すっきりしている場合
・なだめると我慢できるおなかの痛みや頭痛
・中耳炎の耳の痛み
#8000の電話相談もうまく利用してください
おまけ1
埼玉県では、小児救急の対策として「子どもの救急ミニガイドブック」を作成しています。
赤ちゃん学級や乳児健診の時に皆様へ配布されます。
いつもですと、病院を利用する時の基本的なお話をするのですが、この冊子の「上手なお医者さんのか
かり方」とほとんど同内容のため、おうちで読んでいただくこととしました。
内容
①かかりつけ医を持ちましょう
②できるだけ診療時間内に受診しましょう
③診察を受けるときに持って行くものをチェックしましょう
④休日・夜間のかかり方

Q37 受診の目安と判断をご教示下さい。
日中、様子がちょっとおかしいと思った時点で受診した方がよいのか。
様子をみていたら、夜中になって具合がわるくなってから受診したら、なぜ日中にこなかったのかと言われた人もいるので。

A37 次のようにお答えしました
 
1才前後までは、判断に迷ったら、受診するのは仕方ありません。
重症な病気の見逃しは困りますし、初めは誰もが勉強です。
 
お子さんの具合を判断する場合、親により個人差があることは確かです。
赤ちゃんは言葉で伝えてくれませんので、見た目で具合を判断しなければなりません。
赤ちゃんを普段から良く観察している人は上手です。
食欲があって、元気そうで、強い症状がなければ、緊急性はなく、様子がみれるでしょう。
時間の経過と共に悪化する場合は注意します。
何度か経験して、上手な判断と、上手な受診ができるようになれば、それでよいと思います。

Q36 私が2度、ひきつけをおこした事があるのですが、子供もおこしやすいのでしょうか?(全くおこした事ない方と比べて)

A36 次のようにお答えしました
 
熱性けいれんには家族性の素因があります。(赤ちゃん学級では少しあやふやに答えてしまい、お詫びと訂正をいたします)
熱性けいれんのあるお子さんで、けいれんの家族歴ありはおよそ50%。
けいれんのないお子さんで、けいれんの家族歴ありはおよそ10%。
つまり、遺伝的な要素はありそうだということです。
 
典型的な熱性けいれんの場合は、数分で止まり、6ヶ月から6才までの間に、2回から3回どまりで、後遺症はまず気にしません。
無熱性のけいれん、けいれん時間が15分以上、1日に2回以上反復するなどのタイプでなければ、あまり神経質になりません。

Q35 軽いせきの場合、どのくらい(何日くらい)様子をみればいいのか?(ミルクは飲める、夜眠れる)
わざとらしいせきをするのですが・・・?

A35 次のようにお答えしました
 
病気の咳の代表は、かぜ、気管支炎、肺炎などの感染症です。
感染症であれば、咳は1日中出て、だんだん悪化するはずです。
他のかぜ症状、発熱、鼻水、調子の悪さをともなうでしょう。
治療あるいは自然の経過で、1~2週間で改善し、治癒していきます。
 
長びく咳、繰り返す咳は、喘息予備軍のこともあります。
よだれにむせる事もあります。
お子さんの場合、病気の咳には思えませんが、長びく咳は診断をつけておいた方が良いでしょう。

Q34 風邪、熱、下痢、せき、くしゃみ、鼻水で病院へ行く程ではない時、何をしてあげれば良いかわかりません。

A34 次のようにお答えしました
 
症状が軽い場合のおうちでの過ごし方について。
かぜの多くはウイルス性のため、本人の抵抗力で治せるものも多くあります。
2~3日で症状のピークをむかえ、1週間くらいの経過で治って行きます。
体力の消耗が敵になりますから、あちこち連れまわして疲れさせないようにします。
体が冷えると抵抗力が落ちますから、寒いところに長時間いないようにします。
鼻やのどの粘膜は、乾燥すると防御能力が落ちるので、冬場の加湿も重要です。
 
微熱が長びく、下痢が長びく、夜や明け方だけ毎日咳をしている、汚い色のついた鼻が長びく。
症状は軽くても、長びく場合には、診断や治療が必要なことがあります。
判断に迷う時には、かかりつけ医に相談してください。

Q33 よく、手をプルプルふるわせるのが心配です。
手だけケイレンしてるみたいにみえます。

A33 次のようにお答えしました
 
目が合い、意識がしっかりしていれば、けいれんの可能性は低いと思います。
デジカメ等で録画してかかりつけ医に見てもらうと良いのでは。

Q32 寝ている時に、せきをします。
割とひんぱんで心配はないんでしょうか?

A32 次のようにお答えしました
 
自分のよだれでむせたり、乾燥が原因のこともあります。
喘息の軽いタイプで夜間のみ咳が出る場合があります。
長びいて深い咳をする場合は、かぜや気管支炎なども考えます。
大人から、百日咳や結核をうつされている場合もあります。
程度が強い場合、繰り返す場合、長びく場合、悪化している場合は、診断が大切で、かかりつけ医に相談します。

Q31 授乳中、寝る前に頭をふるわせることがあります。時々ですが心配になることがあります。

A31 次のようにお答えしました
 
けいれん、ひきつけを心配する人がしばしばいますが、なんでもないことが多いようです。
意識の状態がおかしいのがひきつけです。
心配な場合は、しっかりとおこして意識を確認します。目が合う、泣いてくれれば大丈夫です。

Q30 熱もなく、鼻水も出ていないのですが、時々せきをします。
よだれがつまっただけなのかよくわからないのですが、受診させた方がよいでしょうか?

A30 次のようにお答えしました
 
かぜで咳が出る場合は、1週間から2週間で改善してくるはずです。
長びく咳、繰り返す咳は、喘息予備軍のこともあります。
よだれにむせる事もありますが、長びく咳は診断をつけておいた方が良いでしょう。
かかりつけ医にご相談下さい。

Q29 見逃してはいけない重篤な病気は?

A29 次のようにお答えしました
 
腸重積症(繰り返す強い腹痛と血便)
脳炎・髄膜炎(発熱、嘔吐、意識障害、ひきつけ)
脱水(繰り返す嘔吐、激しい下痢)

Q28 授乳中に10~20秒ほど、子供の頭がカクカクとけいれんして、そのまま寝てしまいました。
何かもんだいがあるのでしょうか。
それきり、けいれんはありません。

A28 次のようにお答えしました
 
てんかんの一種で、てんとうてんかんなどが心配されますが、1回だけで終わることはないと思います。
もう1度同じことがあったら、かかりつけの先生に相談し、小児神経の専門医を紹介してもらいます。
ひきつけをおこすと、意識レベルが低下します。
白目をむいたり、おこしても起きない場合は、ひきつけを考えます。

Q27 離乳食やミルクのときに、時々、オエッと吐き気のような感じになります。
その後吐くこともあります。
続くようなら病院へ行った方がよいでしょうか?

A27 次のようにお答えしました
 
お腹のかぜなどで吐く場合は、2日~3日と短期間で長びかないのが普通です。
月単位で続く場合は、病気と関係ないかもしれません。
上手に嚥下できなくて、むせていることも考えられます。
程度が強い場合、心配な場合は、かかりつけの先生に相談してください。

Q26 小児科に行くのか、専門の科に行くのか迷います。
(例えばかぜで耳鼻科?小児科?)
どういう基準で選べば良いですか?

A26 次のようにお答えしました
 
小児科と耳鼻科の患者さんは重複していることが多く、小さなお子さんも、よく耳鼻科を受診しています。
目安としては、鼻が出ているが元気な場合は、どちらでもかまわないでしょう。
緑色の汚い色の鼻が長びいたり、中耳炎を起こしやすい子は耳鼻科がおすすめ。
鼻のほか、熱、強い咳、一般状態が心配なら小児科がおすすめ。
小児科医が耳鼻科をすすめるケース、蓄膿症、痛みの強い中耳炎、発熱が長びいた時の中耳炎。
耳鼻科が小児科をすすめるケース、喘息を合併している場合、発熱が長びく場合、などもあります。