子供の病気Q&A

その4 << 赤ちゃん学級Q&A(和光市保健センター)  <<  子供の病気Q&A <<  HOME

赤ちゃん学級Q&A(和光市保健センター)

その4 平成18年11月1日編

Q1 離乳食はちゃんと食べるのですが、その後ミルクを飲みません。
食後1時間半位たつとお腹がすくようで飲みます。
このペースでもよいでしょうか?

A1
 
離乳食の後にミルクをたくさん飲む子、少し足せばよい子、ほとんど飲まない子、いろんな子がいます。
離乳食の取れた量で、その後のミルクの量が決まるようです。
 
もしかすると、離乳食が十分に取れているので、ミルクはいらないのかもしれません。
体重が着々と増えていれば、栄養は十分取れているはずです。
必ずしもあわててミルクをたくさん飲ませる必要はありません。
食後のミルクをパスするとどうなるのか、やってみても良いのでは?
多少ペースがみだれていても、体重が増え、栄養が取れていることがわかっていれば問題ないでしょう。
体重があまり増えてい場合は、保健婦さんや医師に相談してください。
 
おわび
赤ちゃん学級の時、この質問にお答えするのを忘れてしまったようです。
たいへん申し訳ありませんでした。

Q2  インフルエンザの予防接種は受けた方がよいのでしょうか?
うけるとしたら、いつ頃がよいのでしょうか?
(赤ちゃん学級に出席している、6~12ヶ月のお子さんの場合)

A2
 
1才以下のお子さんのインフルエンザワクチンについては、
①1才以上のお子さんや大人に比べ、ワクチンの効果が今ひとつ不十分ではないか?
②1才以下の赤ちゃんは、インフルエンザにかかってもあまり重症にならずにすむことがある。
などの理由で1才以上のお子さんに比べ、ワクチン接種を積極的にすすめないことがあります。
しかし、インフルエンザの対策は、診断キットや特効薬タミフルができた現在でも、ワクチンが最も重要な対策の一つに変わりありません。
接種することは良いと思いますが、自費ですので良く検討して判断してください。
 
お子さんは2回接種が必要です。
大人と違って、1回接種では効果はほとんど期待できません。
1ヶ月の間隔で2回接種すると、その後2週間ほどで免疫がついてきます。
インフルエンザの流行は例年1月末です。
逆算すると11月中に1回目、2回目は12月中、おそくとも1月上旬までに終わらせないと流行に間に合いません。
注意点は、このワクチンは卵が使われているということです。
卵アレルギーのあるお子さんは、事前に医師によく相談してください。
まだ卵を食べたことのないお子さんでは、卵を含んだ食品やお菓子(卵ボーローなど)を少しだけ与えてみてください。
吐いたり下痢したり、口の周りが赤く腫れたり、じんましんが出たりしないか確認しておきます。
インフルエンザはうつす人との接触がポイントになりますので、うつるところに行かなければうつりません。
赤ちゃんはお家にいることが多いので、運んでくる人がいなければ良いのです。
赤ちゃんは接種しないとしても、お父さんや、お兄ちゃん、お姉ちゃんが接種しておくのは良い対策です。
また、流行のまっただ中で、サークルなどの集団にむやみに入っていかないことも大切です。
ご家族の都合で、赤ちゃんのうちから保育所にあずけなければならないご家庭もあります。
この場合、まずうつしあいが起こると思ってください。
この子たちにはワクチン接種が価値のあるものと思われます。

Q3  三種混合2回目接種の後に、ポリオをうけてしまいました。
3回目接種までの間隔がずいぶんあいてしまいますが、大丈夫でしょうか?

A3
 
大丈夫です。
ポリオ接種後4週間で三種混合を再開すれば、まったく問題ありません。
予防接種の案内には三種混合ワクチンの接種間隔は4~8週としていますが、これはあくまでも目安です。
数ヶ月あいても効果は変わらないとされていますが、ルーズになって忘れてしまわないように。
 
どのワクチンにもあてはまることですが、接種を忘れていたり、間隔があいてしまった場合は、思い出したときにすぐにうっておけば、たいていの場合は大丈夫です。

Q4 よだれが少ないのですが、大丈夫でしょうか?

A4
 
赤ちゃんのよだれが良く出るのは、よだれをきちんと飲み込んでいないことが一因です。
きちんと飲み込む子はよだれが少なくなるのでは。
涙や唾液などの分泌物が減るめずらしい病気もありますが、お口の中によだれが十分あり、カラカラに乾いた状態でなければ大丈夫です。

Q5 おととい、離乳食をあげて1時間後くらいに、大量にはいてしまいました。
カリフラワーとバナナパンがゆをたくさんあげました。
カリフラワーがダメなのでしょうか?量が多かったのでしょうか?

A5
 
2つ考えられます。
1つめはやはりたくさんあげたから。
吐いた後にケロッとして元気なら問題ありません。
(つらそうに何度も吐く、顔色が悪くぐったりするのは問題のある吐き方)
 
2つめは食物アレルギー。
近年、食物アレルギーの人は結構多く、重い症状が出る人がいることがわかってきました。
アメリカでよくおきているピーナッツによるアナフィラキシーショックは、有名な話です。
カリフラワーやバナナが原因かまだはっきりとわかっていませんが、可能性はあります。
同じものを食べてまた吐くようなら要注意。
医師に相談し、指導を受けてください。
 
追加解説
ただいま製作中
口腔アレルギーについて
強いアレルギー反応について
アレルギーが疑われる食品の与え方、チャレンジテスト

Q6 ハイハイすると咳が出ます。喘息が心配です。

A6
 
喘息はゼーゼーした喘鳴と呼吸困難、強い咳などのエピソードを繰り返し起こす病気です。
軽いタイプでは、咳が目立ち、咳喘息や喘息予備軍などとして扱われます。
 
この病気の咳の特徴的は、夜中、明け方の咳が目立ち、昼は比較的少ないことです。
春、梅雨、秋などの季節の変わり目に繰返しおこります。
かぜがきっかけで始まり、咳が長びくタイプも多いようです。
喘息のお子さんはひと昔前に比べ、ずいぶんと増えているようです。
ハイハイすると咳が出るだけでは、あまり喘息の咳と考えにくいのですが、心配があれば、医師に相談し、聴診してもらうと良いでしょう。

Q7 1日のうち何度か軽くせき込んだり、ハアハア言っていることがありますが問題ないですか?

A7
 
病気の咳の代表は、かぜ、気管支炎、肺炎などの感染症です。
お鼻と関連した咳、咳喘息などの喘息予備軍の場合もあります。
また、よだれを吸い込んでむせている子もいます。
 
感染症であれば、咳は1日中出て、だんだん悪化するはずです。
他のかぜ症状、発熱、鼻水、調子の悪さをともなうでしょう。
治療あるいは自然の経過で、1~2週間で改善し、治癒していきます。
また、ハアハアしていることに関しては、病気でない場合も多いようです。
元気がある、顔色が悪くない、多呼吸(1分間に60回以上の速い呼吸)がない、などであれば病気の可能性は低く、気にしません。
赤ちゃんは病気になると機嫌が悪くなったり、食欲が落ちたり、元気がなくなったり、全身で訴えてきます。
これらのサインを見逃さなければ、重い病気も見逃しません。
ご相談のお子さんでは、重い病気がかくれているとは思われませんが、ご心配があればかかりつけ医を受診してください。

Q8  便から消化しきれない野菜のつぶなどを時々見るのですが、これは食事をあげすぎなのでしょうか?

A8
 
もともと人は野菜を消化する能力は低く、お口の中で、歯でかみ、すりつぶすことが主です。
大人でも、エノキダケなど、そのまま便に出てくる物も結構あります。
 
赤ちゃんは、まだかむのが苦手ですから、野菜のつぶが大きかったり、十分柔らかくしておかないと、形のまま便に出てくることがあります。
あまり問題はありませんが、心配でしたら、調理の段階で十分にすりつぶしたり、柔らかくするなどしてください。
下痢など便の状態が悪ければ、量や柔らかさを調節します。

Q9 昼は離乳食でOKですが、夜の母乳の回数は全く減りません。
逆に長くなったような気もします。
次の子の妊娠も考えたいので、ミルクに切り換えた方が良いですか?

A9
 
母乳を与えているとなかなか生理がきません。つまり排卵しません。
次のお子さんを望まれる場合は、断乳が必要です。
 
生後6~12ヶ月は、たいていの赤ちゃんに夜泣きがあります。
夜間に手をやき、母乳の回数が多くなるのもしかたのない時期です。
これは栄養を取っているというよりは、あまえているのかもしれません。
かんのむしが強いお子さんでは、なおさら大変なことかと思われます。
ずっと続くものではありません。もうしばらくの辛抱です。

Q10  7ヶ月の双子です。
1人は離乳食が進んでいますが、もう1人がミルクしか飲みません。
大丈夫でしょうか?

A10
 
双子でなくとも、周りのお子さんと比較して、うちの子は離乳食がなかなか進まないと、お悩みのお母さんは結構多いのではないかと思われます。
7ヶ月ころの離乳食はまだ栄養の主体ではありません。
母乳やミルクが十分にとれ、体重が増加していれば栄養は十分取れていることになります。
体重が増えていれば、現時点での問題はなく、離乳をゆっくり進めてよいでしょう。
赤ちゃんはひとりひとりペースが色々ですが、いくつになっても食事を取らないなんて人間はいません。
やがては追いつきますのであせらずに。
 
実は、赤ちゃんの発達や発育については、何でもかんでも早ければよいわけではありません。
レベルの高いことを要求すると、赤ちゃんにとってはまだ無理であったり、できないことがお母さんのストレスになります。
こんな時は、赤ちゃんに少しハンデを与え、おそめ、おそめを期待してあげてください。
他のみんなを後から追うように発達、発育をして、はなされずにいれば、まず大丈夫。
やがて追いつく日がやってきます。
8ヶ月で歩く子もいますが、1才半で歩いても正常範囲なのです。
育児はあわてず急がず、余裕を持って。

Q11 夜間にミルクをたくさん飲みます。
量を減らすと不機嫌になります。
どうしたら良いのでしょうか?

A11
 
実は、このお子さんは夕方4時ころのミルクを最後に、寝てしまうそうです。
それでは夜中に目が覚めミルクをほしがるのもうなずけます。
 
赤ちゃんのペースも大切ですが、毎日のことです、お母さんが合わせすぎて負担になるのは大変でしょう。
夜8時ころに起こしてミルクを与え、少しお母さんのペースに合わせてもらってもよいのでは。
体重がきちんと増えていれば栄養は取れており、夜間にそんなにがんばって飲む必要はないでしょう。

2007/11/1