子供の病気Q&A

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赤ちゃん学級Q&A(しらこ子育て支援センター)

第1回(平成27年4月21日)

Q1 インフルエンザワクチンの接種時期
(平成27年4月21日)

A1 
 
現在のところ、インフルエンザの最大の予防策はワクチン接種と考えられています。
先進諸国では確立された予防方法ですが、近年、日本でも有効性が再確認されています。
重症化を防ぐなどの感染防止効果は、A型で70~80%、B型で40%程度とされています。
その年によりききめにバラつきがあるようです。
喘息などの慢性の呼吸器疾患を持つ患者さん、乳幼児(特に保育所のお子さま)、受験生は接種をおすすめします。
1回目の接種を10月末~11月、2回目の接種を11月末~12月中旬までに行うことをおすすめします。
2回目終了後2週間ほどで免疫がつき、12月末の流行の始まりにそなえます。
Aソ連型、A香港型、B型の3種類がそれぞれ毎年少しずつ形を変えながら流行を繰り返すので、毎年接種を検討する必要があります。
 
副反応は重いものはほとんどありませんが、卵アレルギーのある方は要注意で、医師とよく相談して接種します。
ワクチンの副反応
ワクチンの副反応で最も注意が必要なのは、接種後まもなくの強いアレルギー反応です。
強いじんましん、呼吸困難、嘔吐、ショック状態などです。
まれな反応ですが、おうちに帰ってから気がつくのでは問題です。
当院では最も注意が必要な接種後30分を観察させていただき、問題ないことを確認してからお帰りいただいています。
多くの場合問題なく、待つことが面倒だと考える方も多いようですが、当院では便利なことや都合の良いことより、安全を優先すべきと考えています。
接種後1~2日は弱いほうのアレルギー反応に注意します。
発熱、じんましん、接種部分のはれ等ありますが、強いもの、危険なものはほとんどありませんから、落ち着いて対応してください。
他の病気との区別は難しいこともあり、ご心配のある場合にはご相談ください。

Q2 りんご病(伝染性紅斑)ってどんな病気?
(平成27年4月21日)

A2
 
ウイルス性のかぜの一種です。(ヒトパルボウイルスB19)
左右のほほの紅班と上肢、下肢のレース状の紅班が特徴です。
紅班の出現は感染が終わった合図で、この段階ではすでにほとんど感染力がありません。
治療薬はなく自然治癒を待つ病気ですが、重症になることはまれです。
妊婦さんが初めて感染すると、高い確率で胎児が重い病気にかかります。
ほっぺが赤くなり、りんご病と診断されました。人にうつりますか?
りんご病(伝染性紅斑)はウイルス性のかぜの一種です。
飛まつ感染、接触感染で広まります。
感染後およそ1週間で軽いかぜ症状を認めますが、かぜ症状を認めないこともしばしばです。
うつるのはこの時期なのですが、この段階でりんご病と診断することはほとんど不可能です。
特徴的な紅班は感染後およそ10~20日で出現し、この時初めてりんご病と気づかれます。
紅班の出現は感染が終わった合図で、この段階ではすでにほとんど感染力がありません。
つまり、りんご病とわからないうちに感染は終了し、わかたときにはすでに人にはうつりません。
りんご病と診断されました。幼稚園はお休みですか?
特徴的な紅班は感染後およそ10~20日で出現し、この時初めてりんご病と気づかれます。
紅班の出現は感染が終わった合図で、この段階ではすでにほとんど感染力がありません。
日光の刺激により紅班は強まり、数週間続くこともありますが、診断がきちんとつけば、幼稚園をお休みする必要はないはずです。
子供がりんご病と診断されました。私は妊娠中ですが大丈夫でしょうか?
大人の30~60%は抗体(免疫)を持っており、抗体を持ている人はかかりませんが、普通かかったことを覚えている人はめったいいません。
大人ではしばしば関節炎症状を認めます。
妊婦さんが初めて感染すると、高い確率で胎児が重い病気にかかったり(胎児水腫)、流産の原因となります。
感染が疑われる場合は、経過を慎重に見てゆくことになりますが、具体的には、産科の先生にご相談下さい。

2015/4/21