子供の病気Q&A

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赤ちゃん学級Q&A(和光市保健センター)

その5 平成18年12月6日編

Q1 インフルエンザの予防接種は受けたほうがよいですか?

A1
 
基本的には接種がおすすめです。
迅速診断キットやタミフルなどの特効薬がありますが、それでもワクチンによる予防は重要なインフルエンザ対策の一つです。
ただ、1才以下の赤ちゃんに対するワクチンの効果は、大人や幼児に比べ不十分とされています。
また、自費ですし、2回接種ですので、良く検討してください。
 
インフルエンザはうつす人のところへ行くとうつり、行かなければそうそううつりません。
保育所のお子さんは、まずうつりますので、ワクチンをうつ価値があります。
お家にいるお子さんは、家に持ち込む人がいなければよいわけで、お父さんが接種してブロックするほうが意味があるかもしれません。
1月末から2月の流行時期に、サークルなどの集団の中に不用意に入らないこと、手洗い、うがい、加湿などが、予防の基本です。

Q2 インフルエンザの予防接種はいつ頃うければよいか?

A2
 
12才以下のお子さんでは2回接種が基本で、1回接種ではほとんど効果が期待できません。
また、免疫がつくまでに2回目接種後1~2週間が必要です。
1月末の流行時期から逆算すると、おそくとも12月中に1回目接種、1月中旬までに2回目接種が必要です。

Q3  ゆで卵の黄身を4分の1食べさせて問題ないのですが、インフルエンザワクチンを受けてもよいか?

A3
 
卵ボーロなどの卵の加工食品、できれば全卵で入っている加工食品を食べさせます。
じんましんが出たり、口の周りが赤くなったり、吐いたりしなければ、とりあえず接種は可能と思われます。
ただし、どのワクチンにも共通しますが、接種後のアレルギー反応の観察は大前提です。
食べた場合は消化管のバリアがありますが、注射は直接からだの中に入ってくるのですから。
 
卵アレルギーのある方は要注意で、医師とよく相談して接種します。

Q4 離乳食はよく食べるものの授乳の回数は減りません。
気にしなくてもよいのでしょうか。

A4
 
やがてみな授乳回数は減って行きます。
ずっとミルクや母乳を飲み続ける人はいないわけです。
太りすぎを心配しているかと思われますが、1才で太っていても将来の肥満にはつながらないと言われています。
赤ちゃんは飲んで、寝ての繰り返し、ポチャポチャしているのが当たり前。
1才をすぎるころには運動が活発になり、スリムになることがほとんどです。
3~4才で太っている子は、生活習慣や食生活が原因となっているため、肥満予備軍となります。
7ヶ月の赤ちゃんでは、あまり神経質にならなくても良いのでは?

Q5 今6ヶ月で離乳食をたべてくれません。
何ヶ月頃まで食べなくても大丈夫でしょうか。

A5
 
遅かれ早かれ、食事はいつかとってくれるものです。
最終的に食事をしない人はまずいませんので、ご心配なく。
7ヶ月くらいまでは、離乳食はまだ練習の時期で、栄養の中心ではありません。
ミルクが十分にとれ、体重が着々と増えている場合はあわてません。
体重増加が不十分な場合は注意が必要で、保健士さんなどに相談します。
 
赤ちゃんのおなかはまだ未熟で、発達の途中です。
早いことを要求すると、無理をさせていることがあり、トラブルのもとになります。
個人差がありますし、早くできることが必ずしも偉いわけではありません。
少々遅くとも、みんなの後を追うようについていければ良いのです。

Q6 離乳食の1回の量はどれくらい?
3食とも離乳食になりました。

A6
 
基本的には、育児書、保健センターでの指導などを参考にしてください。
体重が着々と増えているか?
便の状態は大丈夫か?
離乳食のレベルを調子に乗って上げていないか?
このあたりを注意していれば、ある程度おおざっぱでもよいのでは。
ミルクが多い子、離乳食が多い子いろいろだと思います。

Q7 夜の授乳で麦茶をあげているのですがどうしてもミルクじゃないとおちつかない時がある。あげるとクセになる?あげないとクセになる?

A7
 
実は赤ちゃんはとてもわがままです。
いやな事は努力しません、普通のこともしてくれません、好きなことしかしてくれません。
一度味を占めると、がまんはしてくれません。
この子は麦茶ではなくミルクが飲みたいのです。
6ヶ月から1才は夜鳴きの時期なので、あまり無理をすると、母児ともにストレスになります。
なかなか思いどうりに行きませんが、夜のミルクはやがては卒業してゆくものですから、あせらずに。

Q8 寝返りを打って動くと吐きもどしが多いのですが、吐きグセなどつかないでしょうか?この場合、母乳の時間をきめて、短い時間ですますのがよいのでしょうか?
べんぴになりがち、(離乳食をはじめてから)どのようにしたら便がでるようになるのか?

A8
 
赤ちゃんの中には、食道と胃の接合部分のしまりが悪く、逆さまに持ち上げると、胃の中のものが出てしまう子が結構います。
年齢とともにこのしまりは良くなり、吐きにくくなってゆきます。
たくさん吐いて体重増加が悪いケースでは、診断、治療が必要です。
吐く量が多くなく、体重が増えている場合は、神経質になりません。
食事の1回量を加減して回数を多くするのは、有効と思われます。
 
硬くない便が2~3日おきに自然に出てくるのは、その子のおなかのペースで、便秘とは考えません。
硬くて排便が困難なケースでは対策が必要となります。
水分、野菜ジュース、濃いめの果汁、果物をとる、料理に野菜をうまく取り入れるなど、食生活に気をつけます。
効果がなければ病院を受診します。
便を柔らかくするお薬や、下剤を処方します。

Q9 生えはじめの歯の手入れはどうすればいいですか?

A9
 
歯が生えていても生えていなくても、お口の中のお手入れは大切です。
授乳後や食後にお口の中をそのままにしておくと、ばい菌やカビが繁殖します。
食後、さ湯を飲ませて口の中をすすいでおくだけでも、十分に効果があります。
夜、寝る前に、湿らせたガーゼで歯をふくのも良いでしょう。
これから歯磨きが始まります。
おとなしく磨かせてくれる子はまずいませんし、初めは格闘です。
しかし、丈夫な歯が健康や長生きにつながることは明らかです。
歯磨きの習慣は、お母さんが子供にしてあげられる、最も大切なことの一つです。

Q10 男の子のおチンチンのケアはした方がよいのか?

A10
 
まだ定説がはっきりしていないようですが、包茎の扱いについて。
赤ちゃんはおチンチンの皮がかぶったままが普通です。
この時期、この状態では、必ずしも包茎とは呼ばないそうです。
日本人の多くは一般にむけるのが遅めで、高校生や大学生でむけることが多いようです。
皮をおチンチンの根元のほうへ引っぱって、おチンチンの頭が見える子はやがてむけます。
出る部分まででよいですから、入浴時にシャワーなどで洗って、清潔にしてあげてください。
頭が出てこない場合でも、入浴時など広げる努力を続けていると、時間はかかりますがやがてむけてくることも多いようです。
皮とおチンチンは、赤ちゃんの時期には癒着しています。
無理にむくと、とても痛いので、注意してください。
おチンチンの頭にステロイド軟こうを塗って皮を引っぱり、数週間でむいてゆく方法もありますが、まだ十分普及していないようです。

Q11 夜、フトンから手を出してねるので 手足の冷えがハンパじゃなく心配です。手袋とかさせてねせようかと思ってます。

A11
 
お布団の中でおとなしく寝ている赤ちゃんはあまりいないと思います。
胸やおなかが冷えない程度の工夫でよい季節もありますが、寒い季節は注意が必要です。
赤ちゃんは変温動物に近いところがあり、寒い環境におくと体温が低下しがちです。
秩父地方では真冬に低体温のため病院に運ばれる赤ちゃんもいます。
あまり冷たいままにしておくのはトラブルのもと。
冬場は室温にも配慮しますし、手足を温めてあげることも必要です。

Q12 顔にできものが出来、赤くはれるのですが、皮膚科でいいのでしょうか?

A12
 
本人を見ていないとアドバイスがむずかしいのですが・・・・・
赤ちゃんのお顔の湿疹は、よだれやミルクかす、食べ物かすなどの汚れが原因となって繰返します。
また、赤ちゃんの肌はデリケートですので、しばらくの間は湿疹とお付き合いです。
汚れを取り清潔にしておくことが基本ですが、それでも湿疹ができるのが赤ちゃんです。
赤みが強く、ジュクジュクしてくるタイプの湿疹は治療が必要です。
皮膚科でも小児科でも対応します。
適切な軟膏の処方と、スキンケアの指導を受けてください。

Q13 1人目の子供の妊娠中に風疹の抗体がないといわれました。
私は風疹ワクチンをうった方が良いのでしょうか?
この場合、赤ちゃんに母乳を与えても大丈夫ですか?

A13
 
2人目のお子さんをお考えの場合は、先天性風疹症候群を避けるため、お母さんのワクチン接種がおすすめです。
接種後2~3ヶ月は妊娠を避ける必要があります。
風疹という病気は、子供ではあまり重症化しませんが、大人は重症化し高熱のため1週間寝込みます。
免疫のない人は、本当は接種しておきたいワクチンです。
 
ワクチンをうった人から他の人に感染することはありません。

2007/12/6