赤ちゃん学級Q&A(北子育て世代包括支援センター)
第15回(令和元年10月16日)
Q1 1 予防接種・ワクチン
0才でもインフルエンザの予防接種は受けた方が良いですか?(令和元年10月16日)
Q2 1 予防接種・ワクチン
赤ちゃんへのインフルエンザの予防接種は、した方が良いでしょうか?(令和元年10月16日)
Q3 1 予防接種・ワクチン
インフルエンザの予防接種はいつ頃受けるのがいいですか?(令和元年10月16日)
A1 2 3
インフルエンザワクチンの効果は1才以下のお子さんでは大人に比べ十分とは言えませんが、ワクチン接種は予防の基本です。
集団生活でうつし合いとなりますので、特に保育園などに預けるお子さんはワクチン接種がおすすめです。
13歳未満のお子さんは、2回接種が必要です。
小児の場合1回の接種だけでは、効果は6~7%にとどまると言われています。
1回目接種から3~4週間後に2回目を接種し、その後2週間程度で免疫が完成します。
1回目と2回目の間隔が短いと、効果が不十分となります。
インフルエンザの流行のピークは、例年1月末から2月です。
おそくとも11月中に1回目、12月中に2回目を接種するのが基本です。
卵関連ワクチンのため、卵アレルギーがあり、初めて接種されるお子さんは、かかりつけの先生にご相談下さい。
ワクチンや治療薬も大切ですが、流行期には不要な外出や集団を避けることも予防の基本です。
Q4 3 受診の目安・病気のときの対応
熱もなく元気だが、咳をすることが最近増えたので、病院に行ったほうがいいでしょうか。(令和元年10月16日)
Q5 3 受診の目安・病気のときの対応
かぜが治った後も、咳だけ続いたりします。熱もないです。(令和元年10月16日)
A4 5
咳の強いかぜでは、気管支のダメージが強く、回復に時間がかかることがあります。
気になる咳が2週間以上続く場合は、診断が重要です。
結核、百日咳、咳喘息など注意が必要な疾患があるからです。
Q6 3 受診の目安・病気のときの対応
下痢をしていても元気なのですが、離乳食はあげて大丈夫でしょうか?(令和元年10月16日)
A6
赤ちゃんはひとたび下痢になると、しばしば2~3週間続くことがあります。
食欲があり元気なら、心配はなく、回復待ちになります。
下痢が長びいている赤ちゃんは乳糖不耐症になっていることが多く、母乳やミルクよりおかゆが良いこともあります。
母乳はやめるわけにゆきませんが、ミルクは乳糖不耐症用のものがあります。
おかゆは消化が良くお腹にやさしいのでおすすめなので、離乳食を止める必要はありません。(レベルをあまり上げないように)
Q7 5 皮膚に関する問題
離乳食を始めて3週間くらい。
食べたあと口周りが赤くなることがある。(食べ物が口周りにつくと?)
今は食べ始めと終わりにワセリンをぬっている。
ぬったり、口周りがあまり汚れなければ赤くならない
アレルギーとの見分け方はあるか。
どのタイミングで受診したらいいか。(令和元年10月16日)
Q8 5 皮膚に関する問題
離乳食後、口まわりとほっぺが荒れたが、1日位で治ったので病院に行かなかったけど大丈夫でしょうか。(令和元年10月16日)
A7 8
じんましんか?湿疹・かぶれか?
じんましんは一時的に出て数時間で消えて行く、同じ食品で繰り返えします。
湿疹やかぶれは、なかなかすぐには消えません。
よだれや食べ物がつくと出るが、保湿剤でガードするのが有効な場合は、湿疹・かぶれ。
皮膚に汚れがつくとと、ばい菌の繁殖などで湿疹・かぶれができます。
からぶきでは落ちませんので、ガーゼでぬるま湯をしぼり、流すように拭きとります。
食前に保湿剤を塗っておき、ガードするのがおすすめです。
食後に口の中をさ湯ですすいでおき、食べ物のついたよだれにしないようにします。
Q9 5 皮膚に関する問題
顔を中心によだれやかぶれやひっかきキズの跡などただれることが多いです。
皮膚科に行くべきか小児科にかかるべきかいつも迷います。
どちらが良いですか。(令和元年10月16日)
A9
どちらでも大丈夫と思われますが、以下に該当する場合は皮膚科がおすすめです。
①繰り返すタイプ
②経過が長いタイプ
③治療効果が上がらないタイプ
一般的に、軟膏治療や肌の管理は、皮膚科が専門で、ていねいかと思われます。
Q10 5 皮膚に関する問題
機嫌が悪いと顔や耳などをひっかいてキズが治る暇がありません。
何か対処法はありますか?(令和元年10月16日)
A10
もともとかゆい可能性もあります。
よくひっかくのは治療と考えます。
Q11 5 皮膚に関する問題
赤ちゃんは蚊に刺されてもかゆくないんですか?(令和元年10月16日)
A11
赤く腫れていればかゆいと思います。
手がうまく届かない?
Q12 6 アレルギー
食後(離乳食)、10分位で口の周りに赤いプツプツが出ることがあります。
30分位で消えるのですが、アレルギーでしょうか?
日により同じ食材でも出る時と出ない時があります。(令和元年10月16日)
A12
じんましんと食物アレルギー
じんましんは原因の食品を摂取後、10分~30分くらいで出現します。
頻度の高い食品は、順に、卵(特に卵白)、乳、小麦、大豆、その他いろいろ。
程度は様々で、口の周りの発赤やプツプツ~まぶたの腫れ~全身に広がる発疹、膨疹。
さらに重くなると、咳が出てゼーゼー~嘔吐~ショックでぐったり。
呼吸の症状が出ると、早々にショック状態になるため、緊急を要します。
原因は何か?が問題となりますが、検査がすべてではありません。
じんましんのたびに食品をリストアップして、共通する食品が怪しいものとなります。
卵を食べて大丈夫でも検査が陽性に出ることがしばしばあり、検査だけではうまく診断がつかないこともあります。
因果関係がありそうな食品は、結局のところ、検査より食事の指導が大切になります。
軽症例はかかりつけ医に相談します。
重症なケース、原因が複数の場合は、専門医への紹介が必要になります。
Q13 9 発達・発育・生活習慣
完母育児でストローなど練習中ですがなかなか飲んでくれません。
水分を取らせる際、水分が上手に取れないときは、昼夜関係なく病院へ連れて行った方がいいですか。または水分の与え方のアドバイスはありますか。(令和元年10月16日)
A13
ストローやマグマグはやがて飲めるようになります。
飲めないから水分が取れないではなく、飲ませ方の問題です。
哺乳ビンで与えてみる、スプーンで与えてみる。
母乳やミルクだけでも十分ですし、離乳食、果物にも水分は多く含まれます。
病院受診が必要になるのは、脱水をおこしている時です。
脱水を起こすとおしっこが出なくなりますが、たまっていているのに出てこない時もあります。
元気があり、お口の中を見てヨダレがそこそこ出ている場合は緊急ではありません。
元気がなく、お口がカラカラの場合は受診して下さい。
Q14 9 発達・発育・生活習慣
座らせるとそって嫌がる。
手足の赤くなっている所、左の舌の赤い所、左の舌だけを出す、舌のうらが気になる。
離乳食の事。(令和元年10月16日)
A14
反り返りの強いお子さんは、病気を除外しておくために、かかりつけ医を受診して下さい。心配事がいろいろある場合は、かかりつけの先生に相談するのがおすすめです。
事前にデジカメや写メにとっておくと良いでしょう。
離乳食の悩みは保健センターでアドバイスがもらえます。
Q15 10 事故・不思議な行動
ベッド等から落ちてたんこぶが出来た場合、どのように冷やすのがおすすめですか?
保冷剤や冷えピタは嫌がりダメでした。(令和元年10月16日)
A15
冷やすと良いのでしょうが、冷やさないと治らないものではありません。
たんこぶは体の外側の問題であまり心配なものではありません。
頭の中の状態に気をつけます。
1m以上の高さから硬いところに頭から落ちると危険で、CTのとれる病院を受診します。
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