子供の病気Q&A

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赤ちゃん学級Q&A(北子育て世代包括支援センター)

第12回(平成30年10月17日)

Q1 1 予防接種・ワクチン
麻疹風疹が流行ってますが、1歳になる前に任意接種したほうが良いでしょうか。(平成30年10月17日)

A1 
 
赤ちゃんはお母さんから免疫物質・抗体をもらって生まれ、感染しにくい病気も多くあります。
しかし、抗体は生後6か月頃にはなくなってくるため、麻疹風疹に対し無防備になります。
早期にワクチン接種する意味はありますが、現在のところ自費となります。
特に流行地へ行く場合など、麻疹の感染の恐れが出てくる場合に、接種することはあります。
早期に1回接種を行っても、2回の定期接種は受けておいてください。

Q2 1 予防接種・ワクチン
インフルエンザの予防接種は受けた方が良いのか?(平成30年10月17日)

A2
 
注:過去の記載と若干異なっています。

インフルエンザの予防接種について
基本的には接種がおすすめです。
迅速診断キットやタミフルなどの特効薬がありますが、それでもワクチンによる予防は重要なインフルエンザ対策の一つです。
12才以下のお子さんの場合、2回接種が必要です。
大人と違って、1回接種では効果はほとんど期待できません。
1ヶ月の間隔で2回接種すると、その後2週間ほどで免疫がつきます。
インフルエンザの流行は例年1月末です。
逆算すると11月中、おそくとも12月中に1回目、2回目は12月中、おそくとも1月上旬までに終わらせないと流行に間に合いません。

1才未満のお子さんのインフルエンザワクチンについては、
①1才以上のお子さんや大人に比べ、ワクチンの効果が今ひとつ不十分
②1才未満の赤ちゃんは、インフルエンザにかかってもあまり重症にならずにすむことがある。(新型の場合は例外)
インフルエンザはうつす人との接触がポイントになりますので、うつるところに行かなければよいわけですが・・・。
近年は早くから保育園にあずけたり、流行時期に外出することも多く、赤ちゃんも感染の可能性が高くなっています。
保育園では、必ずうつしあいが起こると思ってください。
6ヶ月~1才のお子さんも効果が少ないとはいえ、ワクチン接種の必要性は高くなってきています。

1才未満のお子さんの場合、現実的には家に持ち込みそうな人(父親や兄弟)にワクチン接種してブロックすることも大切です。
1月末から2月の流行時期に、サークルなどの集団の中に不用意に入らないこと、手洗い、うがい、加湿などが、予防の基本です。

注意点は、このワクチンは卵を使って製造しているということです。
卵アレルギーのあるお子さんは、事前に医師によく相談してください。
卵を含んだ食品やお菓子(卵ボーローなど)を少しだけ与えてみてください。
吐いたり下痢したり、口の周りが赤く腫れたり、じんましんが出たりしないか確認しておきます。

Q3  2 インフルエンザ・感染症
風疹は誰でもかかるのか?(平成30年10月17日)

A3
 
ワクチン接種していないと、やがて感染することになります。
ワクチン接種しても、長い年月の間に効果が低下すると軽症で感染することがあり、この場合うつす役になります。
典型例の診断は比較的簡単ですが、軽症例も多く、診断が難しいことも少なくありません。
ウイルス感染のため、現在治療薬はなく、自然治癒を待ちます。
「3日ばしか」とも呼ばれ、子どもは軽症に経過することも多いのですが、大人は重くなることがあります。
いずれも妊娠4~5か月の免疫を持たない妊婦さんにうつすことが問題となります。
女性の場合、妊娠すると風疹の抗体をチェックしているはずで、抗体が少ない場合は、産科の医師からお話があるはずです。

Q4 3 受診の目安・病気のときの対応
発熱して、他の症状がない場合、受診の必要はあるか?(先ほど話していた、ウイルス性のものと考えられる場合。
大人だと病院に行くほどでもなさそうなものでも、いつもと違う症状があれば、受診した方が良いか。)(平成30年10月17日)

A4
 
長びかない(発熱が1日~2日)、重い症状(水分が取れない、くり返し吐く、咳が強い、元気がない)がない場合は、自然治癒する事が多くあります。
緊急性はありませんが、3才くらいまでの小児は判断が難しいことが多くあります。
特に赤ちゃんのうちは、素人判断の見逃しを避けるためかかりつけ医の受診をおすすめします。
失敗しないためには、受診をして行くことで、ある程度の勉強は必要です。

Q5 3 受診の目安・病気のときの対応
37.8℃くらいの微熱が半日出て、夕方には下がった場合、受診は必要ですか?(平成30年10月17日)

A5
 
発熱があると感染症の可能性は高いのですが、このケースは不明になります。
半日の熱で終わったなら受診しなくても大丈夫ということになります。
微熱であっても、繰り返す場合、何日も続く場合は受診が必要です。

Q6 3 受診の目安・病気のときの対応
平熱が37℃なのですが、発熱との区別がつきにくく悩みます。(受診の目安)(平成30年10月17日)

A6
 
1日を通して37.5℃を超えない、機嫌よく食欲もあり、他に心配な症状がなければ、平熱と判断します。
赤ちゃんのうちは判断が難しく、ご心配な場合はかかりつけ医にご相談ください。

Q7 3 受診の目安・病気のときの対応
平熱が36.6℃ぐらいで、咳、鼻がつまっているような感じ、たんがからむ等の症状の場合、病院へ行くべきかどうか。
熱は出ても37.2℃ぐらい、特に機嫌が悪いわけでもなく、ミルクもいつも通り飲む。
結局この時は病院に行かなかったが2週間ほど続いていた。
また鼻がつまって苦しいのか、また咳きこむせいなのか眠りがいつもより浅かった。
お話の中で咳等細菌性の場合は受診し抗生剤をということだった。
病院に行くべきという理解でよいかどうか。(平成30年10月17日)

A7
 
結果的には大丈夫だったようですね。
発熱が明らかでなくても、他の症状が長びく、治りにくい、お子さんが不快な場合は治療対象になります。
色のついた鼻が長びく、朝だけの咳が続くなどの場合も、診断や治療は必要なことがあります。
細菌性かどうか、抗生剤を使うかは医師の判断が大切になりますので、ご相談ください。

Q8 3 受診の目安・病気のときの対応
きげんは良くて下痢していて熱が37.5℃くらいでしたら、通院した方が良いですか?(平成30年10月17日)

A8
 
機嫌が良く、食欲もある場合は、受診は急ぎません。
症状が長びく場合はご相談ください。
特に、赤ちゃんの下痢は長びくことが多く、しばしば対応を相談しておく必要が出てきます。

Q9 4 目・鼻・口・耳・体の異常
鼻水を自宅で吸える機器が販売されていますが、効果あるのでしょうか。(平成30年10月17日)

A9
 
鼻水はばい菌やウイルスを流しだし、繁殖を防ぐための防御反応です。
お鼻が上手にかめればよいのですが、赤ちゃんや乳児はできません。
吸引器の効果はありますが、なかなかさせてくれないことも多いようです。
しつこく吸うのは嫌がりますので、出口付近の鼻を短時間で吸い取り、少し時間を空け繰り返し吸うようにしてみて下さい。
くしゃみで出てしまうとすっきりします。

Q10 4 目・鼻・口・耳・体の異常
前歯が2本生えています。 1本が斜めに生えているけれど大丈夫?(平成30年10月17日)

A10
 
はえ初めに歯の並びが悪いお子さんは少なくありません。
歯は生えそろってポジションが決まってきますが、市の乳幼児健診の時、歯科衛生士さんの相談を受けることが出来ます。
ご相談してみて下さい。

Q11 6 アレルギー
離乳食のアレルギー反応とは具体的にどのようなものですか。(症状)
反応が出た場合、すぐに病院に行った方が良いですか。(対応方法)(平成30年10月17日)

A11
 
重いものから軽いものまでいろいろあります。
①じんましん
何か所かに現れる軽度のじんましん~
全身に現れるもの~
まぶたが腫れあがるもの、ボコボコと膨らむ膨疹、発疹が融合して地図上になる重症なもの
②消化器症状を伴うもの
嘔吐、下痢、血便
③呼吸症状を伴うもの
気管が腫れ、咳が強くなる、喘息のようにゼーゼーする
④循環器症状を伴うもの
ショック状態で、意識状態が悪化するもの
⑤アトピー性皮膚炎

原因物質を摂取して、直後から30分くらいで症状が出て、30分から1時間でピークに向かいます。
悪化のスピードが速いもの、強く広範囲なじんましんは救急、呼吸器症状や循環器症状を伴う場合は緊急です。

Q12 6 アレルギー
初めて食べさせる食材でアレルギーの様な反応が出た場合、小児科かアレルギーの専門の病院かどちらが良いですか?(平成30年10月17日)

A12
 
程度が強くなければ、まず、かかりつけ医でよいかと思われます。
内科小児科の先生でも経験は多いと思います。
程度が強い場合は、救急病院となります。

Q13 6 アレルギー
私自身アレルギーがあり、心配です。
自発的にアレルギー検査を受診するべきでしょうか。(平成30年10月17日)

A13
 
アレルギーは体質ですので、遺伝的要素は強いですが、種類や程度は様々です。
症状が出る前から受診するのは、心配し過ぎかもしれません。
検査をすると卵のアレルギーの数値が高く出ることは多いのですが、卵を食べても症状が出ない事はいくらでもあります。
検査の数値が低いのに症状が出ることもあります。
症状が出たら、まずはかかりつけ医に相談して下さい。
原因が特定しにくい場合、複数の場合は検査が必要ですが、結局はどのように与えるか指導してもらうことが重要となります。

Q14 6 アレルギー
卵白、乳のアレルギーと診断されました。
全く与えない方が良いのか?少しはあげた方が良いのか知りたい。(平成30年10月17日)

A14
 
10年ほど前までは、まず、禁食として、年単位で成長とともに食べられるようになるのを待ちました。
今日、食物アレルギーへの対応は大きく変化しました。
基本的には、加工食品を少量で接種開始し、症状の出ない範囲で少しずつ量を増やして行きます。
卵の場合、卵白・生・多量は要注意で、卵黄・加熱・少量は比較的安全とされています。
症状の程度はかなり個人差があります。
自己判断でためすと事故が起こることがありますので、やめて下さい。
軽症例はかかりつけ医の指導、重症例、原因が複数の場合は、専門の医療機関の紹介を受けます。

Q15 7 母乳・ミルク・離乳食
授乳中に吐いたり下痢している時の水分補給は母乳やミルクで十分か?
(あえて赤ちゃん用のイオン飲料を飲ませた方がいいのか)(平成30年10月17日)

A15
 
もともと吐きやすいが食欲はある、下痢しているが食欲は良い、などの場合は母乳やミルクで十分です。
離乳食にも水分は多く含まれます。
おしっこが出ていれば問題ありません。
水分補給、赤ちゃん用のイオン水は病気の時に特に必要となります。
吐いて必要な水分量が取れない場合、嘔吐に加え発熱や下痢が強い場合、食欲が低下し母乳やミルクをあまり飲めない場合です。
赤ちゃん用のイオン水は、塩分と糖分のバランスが良く、吸収が良いため、ピンチな時ほどおすすめです。

Q16 7 母乳・ミルク・離乳食
9ヶ月、離乳食について現在2回食
2日前の夕方から軟便になり、昨日の夕方には普通の便に戻ったのですが、
今日また軟便で2回食から3回食には普通の便に戻ってからあげた方がいいですか。(平成30年10月17日)

A16
 
赤ちゃんの下痢、軟便の原因は、食べたものか、お腹のカゼであることが多いようです。
一度ゆるくなると、回復が遅いのも特徴ですが、機嫌が良く、食欲が変わらなければ心配ありません。
下痢は自力回復が基本のため、お腹への負担を考えると、ゆっくり対応がおすすめです。
離乳食の回数より、何を食べたかが関係することも少なくありません。

Q17 7 母乳・ミルク・離乳食
離乳食の量は、ゲップをしたらやめてもよいか。
食べた後に喉がガラガラする。(平成30年10月17日)

A17
 
空気を飲みやすいお子さんもおり、ゲップ=もういらない のサインとは限りません。
ある程度足りてくると、ほしがらなくなると思います。
食べた後に喉がガラガラするのは、嚥下がまだ未熟なため??
症状がある時にかかりつけ医に相談してみて下さい。

Q18 8 うんち・おしっこに関する問題
便がかたく出た時に泣きます。
今日はかたくて少し血が出てしまいました。
受診した方が良いのでしょうか
また離乳食などでコントロールできるならおススメの食材などを教えて頂きたいです。(平成30年10月17日)

Q19 8 うんち・おしっこに関する問題
離乳食を2回食にしてから、3日うんちが出ない。
ふんばって血がついていた。(平成30年10月17日)

A18 19
 
離乳食が始まると、ミルクや母乳が減って、取る水分量が少なくなり、便が硬くなることがあります。
硬いと肛門の付近の粘膜が切れてしまうことがあります。
水分、野菜(ポタージュスープも可)、果物(果汁の多い飲み物)などで対応しますが、個人差が大きいようです。
うまくいかない場合、便をやわらかくするお薬もありますので、かかりつけ医にご相談ください。

Q20 8 うんち・おしっこに関する問題
先月、下痢をしました。
下痢になる前は緑色のうんちをしていましたが、下痢をしてからずっと黄色のうんちになりました。
色が変わっていても大丈夫でしょうか?
(治ってからはうんちの回数も安定しています)
不安なのでまだ下痢用ミルク(ノンラクト)を飲んでいます。
もとのミルクに戻しても大丈夫か・・・。(平成30年10月17日)

A20
 
病気のうんちの色は、赤、黒、白です。
緑便、一時的なクリーム色はあまり気にしません。
機嫌が良くて、食欲があれば様子を見ます。
赤ちゃんは下痢が始まると長びくことが多く、回復に2~3週間かかることもしばしばです。
もとのミルクにもどしてすぐ下痢になる場合は、もう少し下痢用ミルクが必要となります。
判断に迷う場合は、かかりつけ医にご相談ください。

Q21 9 発達・発育・生活習慣
寒い季節で体を温める必要がありますか。
(ぼうしをかぶったり、くつ下をはいたりなど
体の一番保温する必要なところはどこですか。(平成30年10月17日)

A21
 
赤ちゃんは環境の温度に左右されやすくいので、よく観察してデリケートに扱ってあげて下さい。
体温の低下は病気に直結します。
赤ちゃんでは、首の後ろから肩にかけての部分で熱を産生する細胞が多いため、保温効果が良い場所です。(首を守る)
冬はお母さんよりもプラス1枚厚着に、手足が冷たくなり過ぎないよう、工夫してあげて下さい。

Q22 9 発達・発育・生活習慣
午前中、長いと2、3時間お昼寝します。
午後のお昼寝が長くなるよう調整すべきでしょうか。
午前中たっぷり寝ないと機嫌が悪くなることが多いのですが・・・。(平成30年10月17日)

A22
 
夜間の睡眠に支障がなければ、しばらく様子を見ても良いと思います。

Q23 9 発達・発育・生活習慣
これからインフルエンザ流行の時期になるが、赤ちゃんはマスクができないので、
予防法はどうしたらいいか教えて頂きたいです。(平成30年10月17日)

A23
 
1才未満のお子さんの場合、現実的には家に持ち込みそうな人(父親や兄弟)にワクチン接種してブロックすることも大切です。
1月末から2月の流行時期に、サークルなどの集団の中に不用意に入らないこと、手洗い、うがい、加湿などが、予防の基本です。
家族内で発症すると、感染を防ぐのはかなり難しくなります。
部屋を分ける、加湿、赤ちゃんに触れる直前の手洗いは、基本です。
母親等面倒を見る人は、マスクと手洗い、よく休養を取り、うつされないよう注意します。
かかってしまって治癒した人はうつしません。

Q24 9 発達・発育・生活習慣
ふとい子が免疫が弱く、病気しやすいと言うのは本当ですか?(平成30年10月17日)

A24
 
ごめんなさい、きちんとした回答を持ち合わせておりません。

Q25 9 発達・発育・生活習慣
麦茶を1日どれだけ飲ませていいか。(平成30年10月17日)

A25
 
月齢や年齢、季節でも異なります。
元気な時には、何ミリリットル、何ccと決める必要はないと思います。
ミルクや食事でも必要な水分は取れます。
お風呂上がり、お散歩や外出後など、水分が不足しているかなと思ったら与えます。

Q26 10 事故・不思議な行動
心肺蘇生法や異物を飲みこんだ時の対処法は母子手帳に書いているのですが、
絵だけだと分かりにくく、実際に起こった場合に直ぐ対処できなさそうなので、教えて頂きたい。(平成30年10月17日)

Q27 10 事故・不思議な行動
先日ガムテープを飲み込んでしまいました。
その後自分で吐き戻しましたが、もしそうでない場合はどうやって吐かせれば良いですか?(平成30年10月17日)

A26  27
 
心肺蘇生や異物の誤飲は講習会になってしまい、時間がないので割愛させていただきました。
ネット上で具体的に紹介してあるものを参照してください。

・日本医師会 救急蘇生法 気道異物除去の手順
・子どもの誤飲や誤嚥 山村智彦 第14回こども急性疾患寄付金講座(神戸市)公開講座
・乳幼児の誤飲 事故防止ガイド-東京くらしWeb-東京都
・Stop子どもの「窒息・誤飲」

子どもの事故防止は家庭環境を子どもの目線で見て考えること。
そのためには上記のようなネット情報で基礎知識を持ち、「事故は起こるもの」として意識することが大切です。
赤ちゃんは手に持たせたらウンチも食べます。
子どもは何でも口に入れます。
入れないと思っているのは親だけです。

2018/11/20